見出し画像

美爪は後天的に獲得可能か: セルフケアで黄金比の爪を手に入れる

東條 汀留『もうネイルアートには頼らない! 大人の上品美爪塾』

この本に関しては、前にも書いた
でも、今、改めてワクワクしていることがある。

それは、爪の形の変化。
上記の本によると、適切にケアすれば、数ヶ月から1年後には、どんな爪でも「黄金比」というべき美しい形に生まれ変わる。

本当だろうか、と思ったが、長年に渡って多くの顧客の爪を見てきた著者が言うのだから、信じてみることにした。
私の爪は、平爪というほどではないものの、やや広がった形だ。特に親指と人差し指の爪は扁平で、短く切ると色気がなかった。
これは髪の癖毛や背の高さのように、生まれつき決まっていると思っていた。もしセルフケアで変えられるものなら、ぜひ試したい。

適切なケアとは、爪を適度に伸ばし、やすりで形を整えることだ。

爪全体の1/3〜1/4が、指の先に出て白色の状態になる長さをキープする。
形は、ラウンドスクエア型(爪の先端を尖らせず、両端に少し丸みをつける形)。

そして、爪切りを一切使わない。理由は、爪切りによる衝撃が二枚爪の原因になるから。1〜2週間に1回、爪やすりで削って、長さと形を調整する。

はっきり言って、手間はかかる。

正直に言うと、時間がかかりすぎるので、1ヶ月ほどで少しやり方を変えた。月に一回は爪切りを使い、あとは週に1回、やすりで整えることにした。

この手入れを始めて、今、2ヶ月ほど。
なんと、爪の断面がアーチを描き始めている。つまり、爪の横幅が狭まってきている。

画像1

画像2

記録しようと思っていなかったので、比較しやすい画像はないが、2ヶ月半前の私の爪はこの状態だった↓

画像3

形の変化以外に、すぐに効果の現れた点として、二枚爪や割れが減ったことがある。本の内容のとおり、やすりを活用しているからだと思う。

手元がきれいだと、元気が出る。
時間を費やしてでも、私がネイルを欠かさない理由は、快感だから。
1週間ごとに、次はどの色にしようかと迷う楽しさ。トップコートまで塗り終わって、つるりと光る10本の指先を眺める満足感。新しいカラーを試す時の高揚感。
まわりの人から褒められるのも、もちろんうれしい。でも、自分の手を誰より見ているのは、自分自身だ。

なお、本のタイトルに「ネイルアートに頼らない」とあるが、マニキュアを塗らないということではない。凝ったアートで飾らなくても美しい、品のある手元を目指すということだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?