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兵庫県でも!

兵庫県内では第2位の面積を誇る、兵庫県宍粟市(しそうし)。ここでも活動が始まりました。

宍粟市の自然派給食を考える会(NSLA宍粟) Instagram はこちら

実は、宍粟市の学校給食はすでに魅力がたくさんあります。

米飯食の多さ、地産地消率(70%)、市内産の小麦粉や大豆加工品、ジビエetc...現場の方々の尽力のおかげで、地域の食材をふんだんにいただける内容になっています。ちなみに給食費は小学校220円 中学校240円です。

宍粟市の学校給食の取り組み(宍粟市HP)

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(宍粟市HPより)

私たちはこうした現場の方々の尽力をもっと地域の魅力として伝えるとともに、まだまだ進んでいない農薬や化学肥料に頼らない食材のシェアの推進ができないかと勉強を始めたところです。

この6月は、現場の方々の意見を知る機会に恵まれました。

先日の市長訪問では、令和4年度から宍粟市でも有機農業の推進を図ろうとしているお話を聞き、盛り上がりました。

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(活動のきっかけとなった"ぷくぷく宍粟"で、市長さんたちを訪問)

また栄養士さんの意見も伺うことができ、現在の予算と人員の中で精一杯されていることもわかりました。他にも慣行栽培農家さんとの関係や流通業者さんとの関係があることも教えていただきました。

私たちは専門家でもなんでもなく、現場で活動されている方からは「現実をわかっとらん者が軽々しくものを言うな」的な叱咤もいただいています。まだまだ私たちには勉強が足りないことを教えていただく大切なご意見です。

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FFC前島由美さんのお話会にて)

一方で、「大きな声では言えないけど、応援してるで。私は農薬使わずに野菜を育ててるけど家の近くでは農薬散布してるから何やってるかわからへん。農薬撒かれるのはほんまに嫌なんや。もっと多くの人に危険性を知らせてあげて。」とか、「ご近所付き合いがあるから大きな声では反対できないけど、若い人たちが頑張ってくれてるのが嬉しい!声をあげ続けてほしい!頑張って!」」というご連絡を直接いただきます。

田舎ならではの人付き合いの中で、同じ想いを抱えている人がいることもわかりました。わたしたちが盾になりつつ(笑)、田舎の魅力である人付き合いを壊さないような形で、私たちが生き生きと楽しんで活動していくことが大切だと思っています。

今すぐには難しくても、将来のために今できることは必ずある!

私たちの活動のスタートはこれでした。増え続ける子供たちの精神疾患やアレルギーの状況、ここは田舎ですから居住地の近くで撒かれる農薬、化学肥料による土の劣化を日常的に目の当たりにします。

対立を生まず、少しずつできることを学び、一緒に考えるテーブルを作ることができたらと思います。

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無農薬での白大豆栽培と味噌づくり。想いのある方々が学校と共同して行う輪が広がりつつあります。

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