見出し画像

地味な本州最西端?山口の毘沙ノ鼻(びしゃのはな)

異次元空間は、世界のヘンテコを追う同人誌「異次元空間」のオンライン版で、風変わりな場所と構造物の紹介がメインです。

日本で最も大きい島は本州だが、本州の端はそれぞれどこにあるかご存じの方はさほど居ないのではないだろうか。

答えを言ってしまえば、最北端は下北半島の大間崎、最東端は宮古のトドヶ崎、最南端は和歌山の潮岬、最西端は山口にある毘沙ノ鼻(びしゃのはな)である。

画像1

今回はそのうちの最西端・毘沙ノ鼻を紹介してみたい。

画像2

こちらが毘沙ノ鼻の展望台である。

北緯34度6分38秒、東経130度51分37秒。日本海の荒波にさらされた、まさに本州の最西端の地です。展望広場が整備され、気軽に立ち寄ることができるようになりました。海抜120メートル、水平線に沈んでゆく太陽、日本海の夕暮れはとてもロマンチック! 是非一度本州でいちばん遅い夕暮れをご覧ください。
下関市公式観光サイトより

画像4

展望台からは日本海が望める。右端に映るのは下関市の離島、蓋井島(ふたおいじま)である。

画像3

毘沙の鼻は最西端にありながら、ほんの少しだけ突き出した場所にあるため、さほど最果て感はない。

画像5

南側には何やら処分場のような施設があった。Google Mapを見たところによれば、不燃ごみを持ち込めば処分してもらえるそうだ。

画像6

展望台手前には駐車場があるので、車やバイクで訪れても駐車場に困ることは無いだろう。

画像7

問題は駐車場から毘沙ノ鼻展望台までの道で、妙にクモの巣が多かったことだ。夕方など暗い時間帯に訪れる際はクモの巣に用心されたい。

画像8

下関駅・新下関駅にある観光案内所で100円を支払うと、上記の本州最西端到達証明証を受け取ることができる。旅の記念に持ち帰るのもいいだろう。

日本にはまだ見ぬ不思議な光景があるものだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?