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日記 2023/12/28-31 年の瀬

2023/12/28

実質仕事納めの日。明日も出勤日だが、大掃除など普段の業務以外のことをするので仕事をガッツリやるのは今日まで。
私が前職を一年と数ヶ月で退職したと言ったら現職の先輩に驚かれた。確かに短いとは思うけれど、自分の体力に見合わない労働条件+パワハラでよく一年以上も続いたなと思っている。
わたしは疲れやすくて体調を崩しやすい。連日残業をしていると心や体の限界を感じる。ちょっと手を加えたら自炊もできただろうに、もうそのちょっとをすることすら億劫でカップ麺と明日の昼に食べる用のパンを買って帰宅。
菓子パンは週一までというルールに則り、パンはおかず系にした。カップ麺を食っている時点で不健康極まりないけれど。あとゆで焼きそば麺が18円だったので3つほど買った。なんでこんなに安く売れるんだろう。安すぎて脳汁出た。
ガンダムを観ながらカップ麺を食べ、絵を描き、なんとか入浴。『犬も食わない』を読む。夢中になりすぎて1時30分頃読了。就寝。


2023/12/29

やっと年内最後の出勤日。
この日最後の仕事は大掃除だったのだが、予定よりもずいぶん早く終わりが見える。早く帰れないかな~と思っていたら、期待通り予定を早めて終業となった。長い終礼を終え、普段の定時より1時間以上早く退勤。冬休みだ。
久しぶりに自炊をして、会社でもらったスーパードライの缶を開ける。映画が観たい。『場所はいつも旅先だった』を観つつ絵を描いた。2杯目はカルーアミルク。年末年始に休めるってなんて心穏やかなんだろう。年中無休から脱出して本当に良かった。
ところで、大掃除中、私が勤務中にウトウトしてしまったところを職場の先輩にバッチリ見られていたことが発覚した。やっべ〜……。私は居眠り癖がかなりひどい。気が散っていようが集中していようが、立っていようが座っていようがフッと一瞬で寝てしまうことがある。流石に動きながら寝たことはないので、今度もしどうしても眠たくなったら直ちに動く用事を作ろうと思った。睡眠不足もあるのかもしれない。いい加減にさっさと風呂に入ってさっさと寝るのも習慣にしていかなければならない。勤務中の居眠り。舐めた態度だと思われても仕方のない事態。来年は絶対に防がねばならないと固く決意した。


2023/12/30

冬休み一日目。目が覚めると近隣から色々な音が聞こえてくる。
大掃除の音だ。
私は大掃除は必ずしも年末にやらなくてもいいと考えているのだが、なんか、周りがこうも大掃除ムード一色だと気が大掃除の方に向いてくる。昼まではダラダラと布団の上ですごし、午後からは掃除を開始する。キッチンと洗面台を洗ったところで力尽きた。残りは明日で良いや。
昨日作ったミルクゼリーを食べた。スプーンでつつくとポヨンポヨンと跳ねる。うつわに盛り付けてゆらすとフルフルとふるえる。生きてる……。
昨年の元日を思い出す。平日と殆ど変わらない、どころか普段よりハードな一日。市内でいちばんの山奥に仕事の用がありハイエースを走らせる。道が狭いのにハイエースはでかくて、事故をしそうで怖い。恐る恐る制限速度ぴったりで走っていたら後ろからクラクションを連打されながら追い越された。びびったので心を落ち着かせるために道の駅で休憩しようと思ったが、元日は休業日。自動販売機でジュース買ってたばこを吸った。同じように休業日なのを知らなかった車高短の車が来て、思いっきりタイヤ止めかなんかでフロントスポイラーをこすって、車の持ち主であろう同乗者がでかい声でドライバーにオイ〜!と嘆いているのをぼんやり見た。
無事仕事を納め布団の上でぐうたらしている今の自分と比較して幸福を噛みしめるとともに、いつまで経っても前職場でのエピソードに縛りつけられている自分が嫌になった。
私は前職をしている自分のことが好きだったのだと思う。すごい仕事を、かっこいい仕事をしていると思っていた。今でもそう思う。それを手放してしまった喪失感みたいなものがこの呪いを生み出す一因なのかもしれない。辞めたことが間違いだとは辞めたときも、今も、これからも決して思わないけれど。
過去に縛りつけられるのは苦しい。


2023/12/31

大掃除 day2。
カスの灰皿(たばこをやめる前に家で吸った吸い殻。実は一度も捨てたことがなかった。)を一掃するところからスタート。思ったよりも少なかった。
窓を拭いたりエアコンのフィルターを洗ったり、色々した気がするのに振り返ってみるとあまり進んでいない。風呂の大掃除もしたかったのに間に合わなかった。効率が悪かったのかもしれない。
夕方からは実家に帰った。毎年寿司を食べながら紅白歌合戦を観る。
以前はすべてのアーティストを見ないと気がすまず、風呂も事前に済ませておくか途中高速で済ませるかして紅白をなるべく長く観るスタンスだった。今年は風呂にのんびりと入り、姉とマシンガントークを繰り広げているうちにいつのまにか年が明けていた。
以前は年越しの瞬間をこの目で確認したいと思っていたのに、今年は日付が変わる前に寝ようかなとすら思っていた。
なんか、程よく興味が薄くなっているのが、大人になったなって感じだ。

相変わらず実家のいぬは私を見て「知らん人間来た……」とふるえていた。いつも人間が入ってくるとおやつをくれるのかと期待してノコノコ出てくるのだが、いくら匂いを嗅いでもそこら辺を舐めてみてもおやつはない。しかもよく見たら知らん人間。不審者を見るかのような目で私を見つめ、ソロソロ引っ込んでいった。
忘れてるかもしれんから一応言っとくわ。
ウチら、先週も会ってね?

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