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旧美嚢郡探訪

皆さん、こんばんは

播磨の地理探訪シリーズ
美嚢郡編です。

前回一度、美嚢川をお話しましたが、
今回は美嚢川が流れる旧美嚢郡(現三木市)についてお話をいたします。
因みに美嚢郡吉川町三木市に合併されたことにより、現在は存在しません。

まずは前回記事にしました河川について

(アプリ:スーパー地形より)

地図の左下、今回話題となる三木城跡上の丸駅のすぐ隣です。
美嚢川の本流は北東の細川町方面より
支流の志染川は東方の志染町方面より
それぞれが南西に向けて流れてきています。

吉川町にある:美嚢郡之碑

志染川の風景(逆光)

そんな旧美嚢郡、現在の三木市ですが
金物の町として有名です。
そして三木は城下町として栄えた歴史があり
三木城跡近辺には多くの歴史跡と市役所、図書館、各行政機関が揃っております。

三木市市役所、駐車場を挟んで中央図書館教育センターがあります。

三木城跡にある(三木市立金物資料館

金物の歴史を見ることができます。

また、金物資料館では毎月第一日曜日に古式鍛錬の実演が開かれます。

現在の金属加工は多くが機械化、そしてNC化(数値制御)しておりますが、三木市には仏教の伝来と共に古くから金属加工の歴史があり、その伝統をここで見ることができます。

古式鍛錬実演の様子
因みに時期により実演される金物は異なる様です

三木城二の丸跡にある「みき歴史資料館
考古的資料の他、かの悲惨な戦として有名な三木合戦の資料も揃っています。

三木城跡から眺める神戸電鉄線美嚢川

手前の上の丸駅志染方面の眺め

後は何だろ
買い物など普段の生活でよく通る道で機械・金属企業が密集する三木工場公園があります。

三木工場公園

(三木工場公園の風景)


メイン写真は金物神社の‘’製鋼の神‘’である金山毘古命(かなやまびこのみこ)とのこと
鋳物・鍛冶・金属加工などを司る製造業の神様、金山彦神(金山毘古神)と同じ神様かな?

※空の風景が違うのはいつものごとく別々の日に撮影したためです。