JERA武豊火力の爆発・火災事故調査に関する住民説明会に

きのう、武豊町立富貴小で開催された住民説明会に参加しました。住民参加者は100人超で町民の関心度の高さが感じられました。(JERAの出席者は執行役員も含めて約40名でした)
S町議と出会い、私がわざわざ東海市から駆け付けたことに驚いていました。

JERAからの説明

約1時間かけて会社の概要、事故の経過、事故原因の調査や検討体制、事故原因について説明が行われました。事故原因は木質バイオマスと石炭をバンカーに切り分けるベルトコンベアが切り分け板(鋼製)が接触し、発熱したことによるものと結論付けました。総点検で派遣された不具合や設備管理方法の見直しを行い、7月頃に再稼働させる予定です。

参加者からの質問等

1.今日の説明会に参加した住民に日当を払う気がないのか? JERAの
  社員や駐車場整理の人は無償ではないはずだが。
2.いずれにしてもJERAの対応が遅すぎる。爆発・火災が起きたことだ
  けでも素早く広報すべきだ。(これは東海市にも言えることですね)
3.調査委員会に住民代表も参加させるべき。
4.武豊の石炭を衣浦海底トンネルを利用して碧南に運んでいるが事故の心
  配は無いのか?
5.武豊火力が停止しているが電力供給不足は起きないのか? JERAは
  今夏の予想供給予備率が10%を超えているので心配ないと答えた。
6.その答えに反応して武豊火力は不要ではないかと言う反論あり。
7.カーボンニュートラル実現に向けてのJERAの考え方を質す。要領の
  得ない返事に住民の怒りが爆発する。
8.木質バイオマスの粉じん爆発が主原因とするJERAの結論に対して住
  民はバイオマスから生じた可燃性ガスによるのではないかと詰め寄っ
  た。(JERAは自分達の実験や調査結果の報告で押し切った)



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