技能実習生制度と育成就労制度の違いは何だろう??

完璧な法律を作り、皆が心穏やかに暮らせる社会を作り上げていくのがホモサピエンスの優れた資質だと思うが、現実は法は不完全で、法を悪用して他人を傷つけているのが現実の姿です。
ソクラテスは理にかなわない理由で死刑判決を受け、知人が脱獄を勧めるが「悪法と言えど国法なり!」と言って毒杯を飲んで死亡した。
さて、日本の企業家は人手不足を補うために技能実習生制度を編み出して低賃金、劣悪な労働環境を放置したため、様々な問題が噴出するも関係者はただ手をこまねいて来た。欧米諸国が移民制度を施行しており、難民受け入れを渋る我が国政府は水面下での圧力回避に励んでいたのが事実ではないか。
日本は出生率の低下、生産労働人口の減少、高齢者の長寿命化で介護職の不足が長距離介護などを産み出す結果になっている。合理的な考え方が出来ない世襲議員には世の中を改革する気概もなく、Sのような議員に「ノー」を突きつける勇気も持っていない。
技能実習生制度を改めて教育就労制度と看板を掛け替える愚かな法改正に踏み切った。
人手不足の解消はおろか、外国籍の人達が喜ぶ制度にならない可能性が大です。大手人材派遣企業が元請けになり、2次、3次下請けの企業が暴利を貪る構造は続くでしょう。政府が絡むと何とか監理団体が顔を出し、中抜きをするケースが多いので要注意です。法律の立て付けが悪いのでえせコンサルタントが蔓延るもとです。

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