気候危機対策交流フォーラムのバカバカしさ

今日は愛知究センター主催で「緩和策と適応策(地域での融合に向けて)」と言うフォーラムを聞きに行ったが、余りに馬鹿馬鹿しくて途中退席をしそうになった。

緩和策と適応策とは??

これまで地球温暖化対策を実行しないと地球の破滅が起きるとセンセーショナルな言動が多かったが、大気中のCO₂の限界値(一時期、385ppmと言っていた)を超える頃になって、急に「緩和策と適応策」と言う言葉が急浮上して来た。武田邦彦氏らがCO₂陰謀説を唱えると政府関係者は温暖化懐疑説と言う論理で陰謀説を抑え込んだが、実績値が限界値を超えると「緩和策と適応策」で論点をすり替えた。
かなりCO₂削減対策を実行して来たが、CO₂濃度が405ppmまで増え、増勢が弱まらないのは何故??

大学教授の饒舌にはまいった、まいった!!
基調講演を担当した名古屋大学と横浜国大で台風の研究している坪木教授が1時間半も休憩なしで喋りまくった。長時間、続けて話すのも結構だが聴衆に質問をするなどの休憩をはさみ、教授の話を聴衆が理解できているのか確かめるべきでしょう。大学で長年研究しているので何十時間でもしゃべることが出来るでしょうが、聴衆が理解できていなければゼロ点です。環創研Cの担当者は講演者におべっかいを使うだけです。

マスコミが集中豪雨⇒河川の氾濫⇒土砂崩れと騒ぎ立て、台風の強さ(中心気圧の低さ)や強さを維持したまま日本列島に接近することも温暖化による異常気象だと言い募る。気象庁も悪乗りして次から次へと危機用語を連発するので、市民は右往左往するばかりです。
台風の眼の中に突入してまで知りたかったことは時間切れで説明省略です。
昔から住居に相応しくない土地(値段が安い)を市町市町村が開発業者に宅地開発許可を出したつけが土砂災害の遠因になっている。知多半島には農業用ため池が無数あったが、それを埋め立てて宅地開発を行ってしまった。強い地震に見舞われたら、液状や土砂崩れを誘発するでしょう。

環境省中部地方環境事務所の意味不明な話に怒りが爆発!

事務所の曽山課長が能登半島地震対応で欠席、ピンチヒッターの課長の話は「緩和策と適応策の融合とは」と銘打って講演した。然し、何を聴衆に訴えたいのかが分からず、怒りを爆発察せてしまった。環境省は経済産業省と国土交通省の間をうろうろしているだけで主体性がないので、国民をリードする方向性が不足しているこうもりのようです。国民に何をいつまでに為すべきかを指示できないのであれば、環境省の看板を外して欲しい。
大人しく聞いている聴衆の大半は2050年にはこの世におさらばする人ばかりで役人の話を有難く拝聴している。知識を得るだけで、それを活かさない人は間抜けと言わざるを得ない。大人は温暖化を招いた犯人であり、その反省に基づく助言や行動を通して、次代の人に真の対策を!!

豊田市と坂井市が取組んでいる事例発表

豊田市はトヨタの影響力もあって、スマートな活動をしていることが分かった。平成の大合併で行政区域は数倍に増え、それも中山間部です。不慣れな中山間部をCO₂吸収装置として活用できるのだろうか??
福井県坂井市は工業系の企業も少ない過疎地であり、このフォーラムに相応しい事例発表がなしと謙遜していたが、市政に対する積極的取組み姿勢は脱炭素化に活かせる気がした。(ただし、発表の内容を100%信用してのことですが)坂井市は市民協働課として問題解決型の課題を老若男女問わず議論に参画する方式とボードゲームのような手法を用いた。議論の結果を高校生に任せる等、若い世代が故郷に愛着を持つ工夫をしている。行政にありがちな『由らしむべからず、知らしむべし』でない所は参考になった。

最後に環境創造研究Cの職員の軽薄さには開いた口が塞がらない

私が不満を口にした一分間を何度も、何度も「議事進行を妨害した」と口にする軽薄さには




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