脱炭素社会実現への挑戦(3)

これまで、大気中にCO2を放出し続けたのは何故か??
大気中に放出しても他人に迷惑をかけないし、コスト的にも有利と考えていたから、CO2の利用方法が思い付かなかったから???
CO2の利用:溶接用シールドガス、ドライアイス(冷却材)、消火剤、炭酸飲料

簡単な分析

大気中に放出しても数ppmから数10ppmの上昇は人畜無害であろうと考えた。(考えが及ばなかったと言うのが真実でしょう)
この考えはフロンガスにも共通している。化学的に安定しており、冷媒として有効であった。フロンガスを大気中に放出することに抵抗が少なかった。フロンは上空に上昇してオゾンを分解して、オゾンホールを発生させた。オゾンホールが拡大すると有害な電磁波が地上に降り注ぎ、皮ふがん発生の原因になると大騒ぎになった。南極の上空にオゾンホールが発生していることを日本の南極探検隊が発見したのです。

フロンとCO2の対策の違いは?

フロンの場合、モントリオール条約で可及的速やかにフロンガスの使用停止が決定し、影響が少ない代替品ので要求に答えた。O₂は決断が付かず、且つCO₂犯人説に異論を唱える学者も多くいたからでしょうか?
フロンガスを回収して分解(無害化)する装置を豊橋技術科学大の金教授が試作し、プロパンガスでプラズマを発生する装置の開発で悩んでいた。私は試作機の制作と調整に携わった。直管式ガス溶断機で要求に答えた。
教授は2㌧トラックに装置を積載して、自動車解体工場へ行き、フロンを分解するビジネスを目指していた。装置が売れずにこのビジネスはお釈迦になった。解体する時にフロンガスを放出していると踏んだが、実は機器の戦場や発泡スチロールの製造で多くを放出していた。その装置は中部経済産業局のエコ商品のカタログにも掲載されていた。

トヨタとイスラエルの企業が無接触給電でコラボ?

日経産業新聞に「トヨタとエレクトロレオン(イスラエル)がEV航続2000kmが可能な無接触給電装置でコラボする」と言う記事をリリース。
軽EV級の蓄電池搭載で2000㎞であれば充電所設置場所も選ばない。普通車クラスのEVはレンタカー扱いにして、普段使いは軽EVで十分ではないか?? 問題はFCVと住み分けをトヨタがどのようにするかでしょう。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?