人新紀の一端が明らかになる研究が?

世界の海底数ヶ所の堆積物(厚さ70センチ)を調査して、1950年頃のt地層から球状炭化粒子が色濃く発見されたことを研究者が発表した。この地層は第2次世界大戦が終わり、先進国や日本が石炭や石油を使って経済成長始めた1950年代に相当する。地層の変化から地球の歴史を整理し、古い順に①原生代、②古生代、③中生代、④新生代となり、現在は新生代の第四紀となっているが、人新紀が始まっていると言う説もある。プラスチックの大量製造、大量消費の世代の残骸が地層中に残っていることになり、数千年後の人類は我々をどのように評価するのだろうか。米国の映画には未来の地球や人類について衝撃的な内容の作品を公表しているが。巨大恐竜がある時に突然姿を消した謎を巨大な隕石が地球に衝突し、環境変化(気候変動)が生じた結果だと言う科学者もいるが。
地球の古い歴史は化石の調査から直接、間接に解析されているが、それは現代の科学技術を外挿して得られたものである。海底面の下70センチの地層(?)に残る物質等は文書、映像や人間の記憶でも検証できる事実だと思う。歴史書の多くは為政者(勝者)が自分達に都合の良いことをのみを書き記す傾向にある。

人間の欲望の源は?

人間の欲望の源は中脳でドパーミンと言う快楽を感じさせる物質がつくられるためと解明されている。更に研究が進み、大脳皮質でもドパーミンがつくられることも分かったようだ。中脳は人間の基本的な生理現象に関わっており、食欲や性欲や生存に係る時、条件反射的に作用する。中脳の働きは動物も同じであるらしい。一方、人間の大脳皮質は他の動物よりはるかに大きく、記憶(知識)を連携させて謎を解明する領域だと言われている。知識の蓄積・伝達や他人との言語による情報伝達や共有化に関与する。他人より早く、上手に課題を解決し、他人から認められると課題達成の喜びが生まれて、ドパーミンが作られて、快楽となる
この経験が次々と課題解決に挑む行動(欲望)を産み出し、他人に負けたくない気持ちを高める。仏陀はこの欲望を極力捨て去るように説いているのだが。すでに何千年もの間、欲望に取りつかれ、脳の機能となっているので如何ともしがたい。



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