書き続けていたら、オウンドメディアの仕事が舞い込んできた。
日経とnoteが提供する学びのコミュニティー「Nサロン」では、実際に「どんな人たちが活動をしているのか?」そんな疑問に答えるために、「Nサロン」で活躍しているメンバーをNサロン運営メンバーのKatyが毎回一人ずつ紹介していきます。
今回ご紹介するのは「しかさん」です。
自社製品のマーケター。文章力を磨くために入った「Nサロン」で文章を書いていくうちに、Webサイトのライティング業務や広告コピーの制作、ユーザーインタビューまとめなどを担当することに。Nサロンでは部活「カレー会」の発起人でもある。
note:えぬ鹿 / kanji takeda @ss0049
ーしかさんは、どんなお仕事をされているのですか?
自社プロダクトのクラウドERP(基幹業務システム)のマーケティングに関わっています。主に「書く仕事」を通じてホワイトカラーの生産性を高めるために毎日試行錯誤しているところです。具体的には未導入ユーザーのためにWebサイトや広告のメッセージを設計したり、DMを書いたり、ユーザーインタビュー記事をつくったり、セミナー資料をつくったり、一方では既存ユーザー向けのカスタマーサクセスに関わる営業資料をつくったり、などなど手広くやっています。
ー現在数多くのオンラインサロンがありますが、しかさんがNサロンに入ったのはどんなきっかけですか?
具体的な入会のきっかけになったのは、編集者 竹村さんのツイートです。
ライティングのノウハウを得るためにフォローしていた竹村さんが「WORDS文章教室」を「Nサロン」で開講。「Twitterでイケてるプロから文章術を学べるなら」と、道場の門をたたく気持ちで申し込みました。「文章力を磨きたい」一心で「Nサロン」に入りました。本業でその成果を発揮するチャンスが巡ってきて、サロン内では思いがけない方向に活動の幅が広がっていきました。
ーNサロンで文章力を磨いていったことで、実際にどんな変化があったのでしょうか?また、文章力を磨くためにやっていたことなどがあったのでしょうか?
「本業で新しいオウンドメディアの編集の仕事を任せてもらえました」
「Nサロン」に入会して以来、参加したゼミのレポートは毎回必ず書くと決めて、それを実行していたんです。他にも部活のイベントレポートや、「Nサロン」メンバーが無料で参加できる「日経COMEMO」のイベントにも積極的に参加してレポートを書き続けました。
「Nサロン」での活動で自信をつけて、普段の仕事に取り組んでいたら、上司から「今度立ち上げるオウンドメディアの編集をやってみないか?」と声がかかりました。
■Nサロンではこんな活動も…
本業で大きな成果を出しているしかさんは、執筆活動以外にも「Nサロンカレー会」という部活を立ち上げて、イベントの開催も行なっています。
▼Nサロンでカレー会を開催したときのもの
なんと一般的なルーカレーが存在しない、とても個性的なカレーが作られたといいます。
ーNサロンでは部活として「カレー会」を立ち上げられましたが
そもそも「文章力を磨きたい」目的で「Nサロン」に入ったんですが、カレー会を立ち上げたことでいろいろな人とつながれました。仕事と無関係のところで趣味や志向性のネットワークができたのは想定外のよかったことです。僕のケースでいうと「カレー好き」で輪ができたり、「Nサロンを盛り上げていきたい」タイプのイケイケな人たちと関わっていけたり。たとえるならクラスのオタク友達とか、学祭を全力でやりきったパートナーが得られた気分です。まさか社会人になってから友達ができると思っていなかったので完全に棚ボタでした。
▼Nサロンメンバーの運営する店舗を借りてカレー部を開催したときの様子
■自信をつけて本業で活躍
しかさんが「Nサロン」の活動を本業でのステップアップに結びつけることができたのは、サロンの環境の中でコツコツと積み重ねた努力の結果だと思います。そのことについてしかさんにお話を伺うと、もう1つ自分に自信をもてるきっかけとなったことがあったというお話をしてくれました。
ーNサロンに入って、自分の中でなにか変化はありましたか?
「自信の持ち方」についても変化がありました。
今まで「自信」は「自分そのもの」に備わるものだと思っていました。社会人になって以来、自分に対する自信のなさがコンプレックスに感じる局面が増えてきまして。でもハヤカワ五味さんと藤野英人さんのトークセッションをきっかけに、自信って「自分が信じるもの」に持てれば良いと悟ったんです。自分に自信がなくても、自分のプロダクトに圧倒的な自信があればそれで十分。自分は面白いことを言えなくても、自分の得意な裏方仕事で自分が面白いと思う人を圧倒的に輝かせればいい。こんな風に発想の転換ができるようになってから、人生がグッと楽になったなと思います。
しかさんのように、「Nサロン」の環境やイベントをきっかけに、自信をもって本業で活躍されていく方が、今後もサロンメンバーからたくさん登場していくことがとても楽しみです。この連載でも引き続きそのようなメンバーをご紹介できればと思います。
「Nサロン」では毎月、サロンメンバーが無料で参加できるさまざまなイベントが開催されています。さまざまな分野で活躍している方をゲストに招いていますので、自分を変えるきっかけに出会えるかもしれません。
聞き手:Katy
執筆・編集・企画:Nサロン運営チーム
▼Nサロンについて
日本経済新聞とnoteが共同ではじめたコミュニティ「Nサロン」。月額5,000円(初月無料)で誰でも参加できます。メンバー向けに、オフライン・オンラインの双方でさまざまなコンテンツを提供いたします。また、メンバー同士の交流機会も積極的につくっています。
▼Nサロンでできること
1.Nサロンメンバー限定イベントへの参加とオンライン視聴
2.メンバー同士のワークショップやディスカッションへの参加
3.日経・noteが主催するイベントへの参加
4.発信力アップのためのセミナー受講
5.日経電子版の無料購読(3ヵ月分)