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第1018号【じじいのひとり言】第1018号【じじいのひとり言】《自然体》2024.7.21.

先週も大雨や酷暑のニュースが多くありましたが、私が暮らす秋田県美郷町は、少し蒸し暑いものの過ごしやすい田舎暮らしです。先日、大東建託による居住満足度調査『街の住みここちランキング2024』の秋田県版が発表されました。1位は5年連続で秋田市、そしてなんと2位は、令和6年6月末時点での人口17,574人の私の住む美郷町でした。

2位に選ばれた理由としては、物価や家賃、行政サービス、静かさや治安、防災分野での評価が高く、高齢者が静かに暮らすのにとても良い町であること、そして長く住む住民からの評価が順位に反映されたことが挙げられます。秋田県内には25の市町村がありますが、その中で2位に入ったことは、とても嬉しいニュースです。ただ、若者世代の評価がどうかという点は少し気になるところです。私も間もなく前期高齢者になります。ここに住むと決めた県外出身者の私にとっても、とても有難いニュースだと言えるでしょう。

さて先週は、日経株価が大きく下落し、経済を先読みすることの難しさを感じた1週間でもありました。

プールに体を投げ込まれたとき、慌てて手足をバタバタさせても体は水に浮かびません。ちょっと我慢して力を抜き、息を止め、手足の力を抜いたとき、体は自然に水に浮かび上がります。それから息継ぎをはじめ、手足をゆっくり動かし始めると、体は少しずつ目標に向かって泳ぎ出します。経済も良い時と悪い時の繰り返しです。悪い時はプールに投げ込まれた状態と同じです。まずはその現状を受け入れ、悪い原因を分析し、ちょっと我慢して力を抜き、息を整え、脳や手足を動かし始めたときにこそ、何をすべきかが見えてきます。

現状を受け入れず、現状分析もしないまま、うまくいかないのは経済のせいだと言っても問題は解決しません。悪い原因としばらくお付き合いする覚悟を持ち、戦略や戦術を整えることが重要です。物事を動かすためのエネルギーを使うならば、溺れた状態で無駄なエネルギーを使うことはやめましょう。無駄なエネルギーは脳や体の疲労を招き、良い考えが生まれないからです。現状を受け入れ、ちょっと我慢して力を抜き、『長い人生、こんな年もあったね』と、数年後の笑い話にしましょう。

◇自然体、生き方コツはここにあり。

◇豊かさに、住む町とても大切だ。

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