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第1015号【じじいのひとり言】《通勤時間》2024.6.30.

先週のニュースを見ると、各地で線状降水帯が発生し、ゲリラ豪雨による被害が報告されています。3ヶ月の長期天気予報によると、7月は梅雨末期の大雨に警戒が必要で、8月は各地で平年より暑い夏が予想され、9月は厳しい残暑が続くとのことで、これから厳しい3か月になるようです。

また、先週はさらに円安が進み、さらなる物価の高騰が報じられています。日本人の大切な主食であるお米も品不足が始まっており、お米屋さんの店主は、お米の値上がりに懸念を感じているそうです。原因は昨年、一昨年の猛暑による高温障害で、お米の生産量が激減したためで、加えて、円安の影響で輸入米も高騰しており、私の大好きなお煎餅業界も大変な状況です。もし今年も高温障害でお米の生産量が激減するならば、深刻な事態になるかもしれません。減反政策には専門家の知恵があるとは思いますが、この時代に減反政策がいまだに続いていることには少し疑問を感じてしまいます。

令和6年の首都圏白書によると、東京23区の住宅価格は2023年には2019年に比べ53.8%も上昇しているそうです。東京都では一人暮らし向けの賃貸価格はそれほど上昇していない一方で、ファミリー向けの賃貸価格や分譲マンションの価格は上昇し続けています。2022年には東京都内に住む子育て世代の25〜44歳の人口のうち、およそ1.5万人が東京23区から神奈川県、埼玉県、千葉県に流出したとのことです。そして長時間かかる混雑した通勤生活へと変わってしまいました。

神奈川県、埼玉県、千葉県から東京都内への平均通勤時間を見ると、全国でも通勤時間が長く、往復の平均通勤時間は、神奈川県1時間40分、千葉県1時間35分、埼玉県1時間34分となっています。かなりの時間を通勤に費やしていることになります。大まかに繰り上げて2時間と計算すると、年間約480時間も通勤に費やしていることになります。

ふるさと秋田県の通勤時間は片道23分、往復46分程度との調査もあり、大まかに繰り上げて職場と自宅の往復を1時間としても、神奈川県、埼玉県、千葉県の半分で、通勤時間には労働時間が含まれないため、通勤時間は無給ということになります。こうしたことを考えると、ふるさと秋田県で暮らしながら仕事をする方が、時間を有効に使えるのではないかとも思います。だから #田舎で暮らそう

7月に入ります、さあ頑張りますか、頑張りましょう。

◇通勤の、ラッシュアワー地獄お疲れさん。

◇インフレも、コメまで値上げこれやばい。

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