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第1020号【じじいのひとり言】《負のレガシー》2024.8.4.

8月第1日曜日、いつもの定位置でひとり言の発信準備をしています。先週は父親の新盆で、二泊三日で少し早めの墓参りのために実家の埼玉まで車を走らせました。埼玉県は連日猛暑で35℃前後の気温。同じ気温でも秋田県とは違い、アスファルトの放射熱と痛いほどの暑さを体感し、改めて秋田県の夏の過ごしやすさを感じています。

埼玉県の街中は信号だらけ、渋滞だらけ、日陰のない駐車場に車を5分も止めておくと車体は沸騰状態になり、車内のクーラーも効きづらい状態になります。アナウンサーが「外に出るのは控えてください」と呼びかける言葉に納得感があります。そんな中、30℃の気温の中2週間ぶりの外での自転車こぎを先程終え、汗びっしょりかいてシャワーを浴びる充実感の8月第1日曜日の午前中です。

連日、パリオリンピックでの若手アスリートの活躍、歓喜と涙のドラマに感動させて頂いています。東京で開催されようが、遠くパリで開催されようが、若手アスリートの活躍に対する感動に変わりはありません。東京オリンピックの開催費用、この巨額の費用は東京都や国の財政に大きな負担を残し、オリンピックのために建設された新しい競技施設やインフラは、オリンピック終了後の維持管理費で地方自治体の財政を圧迫する懸念もいまだに残ります。この「負のレガシー」が後の時代に経済的悪影響を及ぼさないことを願うばかりです。そんな「負のレガシー」あなたの周りに同様の事例はありませんか?

若手アスリートの活躍は、スポーツ界全体に新しい風を吹き込み、若者にとってのロールモデルとなり、スポーツへの関心も高まり、次世代のアスリート育成が促進されます。これがスポーツ界の好循環につながり、スポーツ界への未来に夢と希望をもたらします。やはり若手の活躍が未来をつくるのでしょう。

一方、政治・経済界に目を向けると、若手の活躍がまだ遅れており、悪循環を感じます。政治・経済界では、若いアスリートのような活躍を見る機会が少ないことに寂しさも感じます。オリンピックにおける若手アスリートの活躍が未来への希望と可能性を象徴するように、政治・経済界でも若手が活躍できる文化が醸成されることを願っています。

そのためにも、若手が活躍できるフィールドづくりを進めることが大切で、若い世代の活躍こそ、私たちの社会の希望であり、後進に道を譲るタイミングを誤れば、「負のレガシー」を残す結果となってしまうでしょう。

◇希望とは、若者未来つくること。

◇身を捨てて、席を空ければ変わりだす。

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