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第1014号【じじいのひとり言】《円安=円弱》2024.6.23.

さあ6月も最後の一週間となりました。これで今年も半分終わりかなと思いながら、何か成果があったかを考えると特に何もなく、小生の“じじい化”は少しずつ進みます。そして私は一つ新しいプロジェクトに手を掛け始めました。少子高齢化は、経済成長の停滞、社会保障の負担増加、地域社会の崩壊など問題山積と言う方もおりますが、この新しいプロジェクトは、これからの若い世代の皆様には、やる気次第では仕事には困らないと言う、一つのビジネスモデルになればと動き出します。
2020年の米ドル円相場は、コロナ・ショックを受けて大きく変動し、112円前後の米ドル安・円高が進んでいました。コロナ禍経済の収まりが見え始めた頃から米ドル高・円安が進み、この一週間の円相場では158円前後へと大きく円安が進んでいます。あるエコノミストに言わせますと、ここまでくると円安では無く円弱の時代で、先日の為替介入総額9兆7885億円を投入ても効かない麻酔薬状況で、この4年で46円前後も円の価値が下がった事になります。
日本国内で製造し、海外に輸出している会社にとってはメリットが大きいこの円安ですが、原材料を輸入に頼っている会社にとっては会社経営の死活問題になっています。
ある報道番組で、円安下での経済問題の特集が組まれていました。食材の値上がりで学校給食の現場では悪影響がでており、メニューづくりに四苦八苦と給食現場の苦労が紹介され、これからの季節の花火大会も、原料火薬の多くが輸入されており、原料火薬の価格も15%~25%の値上がり、花火大会の価格転嫁も厳しく、花火も海外に輸出しなければ日本の花火業者も生き残れないと、花火会社経営者のコメントも紹介されていました。
また海外留学を目指す若者達にもこの円安は悪影響で、円安によって留学にかかる費用も高騰しており、海外留学を諦めてしまう若者もおり、若い時代の学びの機会さえ奪っているみたいです。
この番組の最後は、現状の日本の経済モデル、経営モデルを大きく変えない限り、円安=円弱の構造的危機は乗り越えられないと結論を付けており、財政破綻にならによう財政健全化を目指しながら、国際的に力強い円になる事を願うばかりです。
◇策が無く、円安進みインフレに。
◇インフレは、税収上がる消費税。
◇インフレは、税率下げろ消費税。

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9小酒井 正和、井原 茂、他7人


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