心うずうず
ウズベキスタン
行ってきましたよって事で旅の記録をします。
前に手配メモつけた時は全部個人手配するつもりだったんですが、手配は良いけど現地巡るとき言葉わかんないとやっぱ不便かも……と思って、今回はSRP TRAVELさんにお世話になりました。
結局自分でやったの航空の手配だけでした(それでも連れの出発が台風と重なってフライト調整とか諸々で大変でしたが…)
行った所
タシケント
初日と最終日はタシケントでした。
泊まっていたホテルのすぐ側が緑の多い公園になっていてふら〜〜っと散歩、たまにベンチでコーヒー飲んでダラダラ休憩。どこの国に行っても結局これが一番楽しいのかもしれない。
特筆するような出来事も特にはないものの、非常に穏やか〜〜な時間を過ごしました。
あと最終日に地元の人が利用するようなスーパーに連れて行って貰いました。本当に嬉しい。
自分用に調味スパイスを購入したんですけど帰国して気づいた。多分これ賞味期限的なやつ切れてないか?
ヒヴァ
タシケント空港からウルゲンチ空港までウズベキスタンの国内線を使って移動。海外の国内線使うのって初めてだ!嬉し〜〜!!
ウルゲンチからは専用ドライバーさんにお世話になって一路ヒヴァはイチャンカラまで。
道中で地元の人が道路清掃しているのが見えて、ああ、こういう風に綺麗な街を保ってるんだな。いいな〜〜いい国だなぁ〜となりました。(当たり前かもしれないけど、海外に於いては当たり前じゃなかったりするじゃないですか……)
着いてからはひたすら観光観光観光だったのでそこらへんは割愛します。
今回泊まった場所がめちゃくちゃ良かった。
メドレセ(神学校)を改築した建物で、中庭をぐるりと囲むようにして宿泊用の部屋があり、私はここで過ごす時間の殆どを中庭で過ごしてました。(部屋に入ると電波が入らないのもあったけど)
ブハラ
ヒヴァから寝台列車に揺られて約7時間
恐ろしい街です。
気がついたら約二万円のスザニを買っていました。
スザニの他にも色々なものを買ってしまい……元々ご飯代とちょっとしたお土産代程度のつもりで持参していたお金がほぼこの街で吹っ飛びました。欲しいもんしかない。
特にスザニは本当に素敵なものばっかりで、悩み……悩み……って感じで、いやなんかお金あれば全部欲しいですけどね〜〜と思いながらこの一点を購入。
ブハラお土産のハサミは空港の税関で引っかかりますので、荷物の取り出しやすいところに入れておいたほうがベターです。(今回空港で初めて別室呼び出されてマジでビビった)
ご飯はラビハウズで(無職旅さんの動画で出てたとこです)
旧市街の路地の雰囲気が非常に気に入り、ぶらぶら街歩きに一日使いたい気持ちでいっぱいでした。
サマルカンド
もう、説明の必要は、無ぇよなあ!!!!
シャーヒ・ズィンダ廟群は絶対に朝早くに行ったほうがいいです。昼前から激混みするので、あの美しいタイル張りをゆったり見るなら絶対そうした方がいい。
個人的には正直あんまり気にかけてなかったビビハニムモスクが良かった。
めちゃくちゃデカくて綺麗で良い。それしか感想ないんだけど。
モスクの手前の中庭に超絶デカいコーランの展示があり、それを囲むようにしてベンチと樹木が植えられていて、その空間がとても気に入ったのでしばらくベンチでぼんやりしてた。
どこに行っても思うけど素敵な空間でただただぼんやりするのが好きなんですね私は……
失敗した
今回明確に大大大失敗したのが仁川でトランジットの際の宿泊でした。
ジンエアー(T2発着)で、T1制限区域内の宿泊施設を取っており、手持ちの乗り継ぎ便もチェックインできないから制限区域内に入れない……という大失敗をかましてしまい結果空港泊(野宿)ということに……
まあでも仁川空港だからまだ良かった。充電するところはたくさんあるし空港のWi-Fiもかなり快適でした。
所感
治安面
治安がとても良い!ということは以前から耳にしていたのですが、本当〜〜に良い!!
深夜に一人で女性が歩いてるのも見た(気をつけるにこした事はないですが)
おそらく日本で暮らしている時にしている防犯意識をそのまま持っていれば大丈夫なんじゃないかな?妙な人間はどの国にでもいるので、警戒だけは怠らないようにしたいよね〜
トイレ
衛生面は少し構えてたけど、まあそれほど……??でもない……?って感じでした。
ただホテルやレストランのトイレは綺麗ですが、街中などのトイレ(有料で2〜3000スム)や寝台列車のトイレはちょっと、うんまあ頑張って入るか……って感じでした。
あとたまにトイレットペーパーが切れてて替えもなかったりする。トイレットペーパー持参してて助かったので、出来れば持ちものに入れてた方がいいアイテムでした。
トイレットペーパーは「ゴワ……」と「ゴワゴワ」のものがあり日本の「フワ……」なやつとは肌触り違うので気になる人もやっぱり1ロール持参してた方がいいなと思います。
気候
9月中旬で日中大体30度、陽が沈むと10〜15度と結構寒暖差激しい。帰国してから即風邪引いたんだけどこのせいかもしれない。
日差しが強くて汗ダッラダラかくけど、日陰に入ると涼しいので、日本のようなムワッとくる鬱陶しい暑さではないのが良いですね。
でも6〜8月は40度超えたりと地獄のように暑いらしい。ただもう最近日本でもあんま変わんない気がするけど……
車に乗ってる時に窓を開けると心地よい風が吹いてきてとても良かった。
喫煙事情
喫煙事情わからないし旅行中ぐらいはタバコやめとくか〜と思ったのですが、着いてみると灰皿は色んな所に設置されてるし、何よりこういった非日常の中で吸うタバコが一番気持ち良いんだわ!!となって現地で購入。
ライター買おうとしたのに何故か勝手にマッチ渡されてちょっと不便したけど、マッチ箱かわいかったので良いです。
ぬい撮り
ぬいぐるみって大丈夫なのかガイドさんに聞くの忘れてた〜〜……けどまあ良いか……
私は宗教施設等の中ではぬい撮りしないって決めてる(決めてるというか、なんか多分失礼になったりするかもなという気持ち)ので、モスクやメドレセ、霊廟の中ではぬい撮りはしませんでした。
その代わりに撮っても大丈夫そうなところで撮ればいいしね。
旧ソ連の面影
そんなに残ってるわけではない……けどちらほらと、タシケントの地下鉄なんかはまんまそれですが。
駅名忘れたけど、宇宙飛行士モチーフの駅とかはまさにそうだもんね。
なんとな〜〜くサマルカンドでは旧ソ連時代のものと思われる車だ結構走ってた印象があります。他の都市だとシボレー!!シボレー!!シボレー!!シボレー!!ひとつ飛ばしてシボレー!!シボレー!!たまにISUZUって感じでした。
あとは道端の露店とかで旧ソ連時代の色々なものが売ってたりなどしてました。
正直その時代や国のオタクってわけじゃないのでなんとも言えないのですが、な〜〜んか旧ソの雰囲気って惹かれるものがあるんですよね。あれなんなんだろう……
あと、車などは今でも使ってる人がいるように、技術的にはとても良いものを作ってたんだなと思いました。
総括
こりゃ再訪あるな〜〜って思いました。
今回は観光メインでギチギチスケジュールだったけど、お気に入りの街(全部お気に入りだが)に三日ぐらいゆったり滞在してふらっと街歩きしたりしたいし、シャフリサーブスやウルグッドのバザールも行きたい。
なんなら観光地じゃないような街にも行ってそこで暮らす人々に紛れ込んでみたいし。
ガイドさんにもフェルガナ地方もオススメって言われたから行きたいし、ウズベキスタンでやってみたいことまだたくさんある〜……
次は二週間ぐらい滞在したいかも……仕事辞めるかぁ〜〜〜〜〜っっ!!!!
それにしても、人の一生を無数に費やした美しい建築物ばかりで「産まれてきて食べて寝て繁殖すればいいだけの話なのに人間ってもんはよくわからない生き物だな」ってしみじみと思った。もう最後らへんは美しい……美しいが、人はなぜそうまでして……ということで頭がいっぱいだった気がする。
帰りの飛行機の中で「Beef or Rabbit?」って聞かれて「う、う、うさぎさんですか!!!??」て日和ってBeefって言っちゃったのが心残り。こういう時にRabbitって言える人間になりたい。
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