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【本気の禁煙!】私の禁煙外来体験談を紹介します!

前回、私の禁煙体験について紹介しました。

今回は、禁煙のために行った、禁煙外来について
どんなことをするのか?費用はいくらか?つらくなかった?

などなど体験談について紹介したいと思います。

これから禁煙外来を検討している人の背中を押すような記事になれればいいなど思っています。

ぜひご参考にしてください。

どうして最後に禁煙しようと思ったのか?

禁煙を決意するに至るまでにはいろいろな理由がありました。

一つは、海外出張が多くなったことです。
商社マンの宿命として、海外出張の多さがありますが、
海外では自分がいつも吸っている銘柄が手に入らなかったり、
そもそもホテルでもタバコが吸えない国があったりと、

非常に不便を感じていました。

まず、成田空港でタバコを大量購入して行くのも非常にめんどくさい作業でした。

渡航先でも移動のために飛行機に乗ることがあり、
その際にライターを没収されたりすると、
渡航先でマッチ、ライター探しからスタートなんていうほんとにめんどくさい事になっていました。

もうひとつは、健康面。

30代突入し、徐々に若さが損なわれ始める年代に入り、
ちょっとでも若さを保つために必要なことを考えると、

自然と「禁煙」という選択肢にたどり着きました。

こんな大きく2つの理由から最後の禁煙に取り組むことになりました。

ただ、いままでの経験上、自力の禁煙は辛い・・・。

ということで、禁煙外来をトライしてみることにしました。

禁煙外来って何をするの??基礎知識編

この記事を見ている人は少なくとも、禁煙外来って何をするの??という疑問を持った人が多いと思うので、私の体験談として、
禁煙外来とはなんなのか?を紹介したいと思います。

1,治療期間
禁煙外来ってどれくらいの長さの治療なの?という質問にお答えします。
投薬期間としては、3ヶ月の治療となります。
3ヶ月あれば、習慣の薄らいで行きますし、離脱症状もほとんどなくなった状態で治療終了ということになります。

2,費用
大事なポイントの一つですが、費用についてです。
通院、薬代含めて大体2万円程度が全治療でかかる費用です。

保険適用範囲内(条件あり)なので、割安かと思います。

3,治療内容
私が実際に行ったことを中心に説明します。
私の場合は、基本的には、
・お医者さんとのカウンセリング
・投薬治療(禁煙補助薬)
でした。

禁煙補助剤はチャンピックスという薬を3ヶ月飲みました。

このチャンピックスという薬の効果がすごい!
どんな薬かというと、簡単に言うとニコチンに似た構造を持っているけども、ニコチンのような作用を持たない薬(アンタゴニストという方がわかりやすい?)です。

感覚でいうと、タバコを吸った直後の感覚が薄れずにずーと継続している感じ。

これのおかげで投薬期間中は全くタバコを吸いたいという気持ちにはなりませんでした。

禁煙外来の受診の流れ・治療して思ったこと

●初回受診〜各回の受診の様子
初回受診のときには、まずはネットなどで近くのクリニックで禁煙外来をやっているところを探して、予約をしましょう。

わたしも思いついたら吉日だと思って、電話をして禁煙外来の予約を入れたのですが、その日には受診できず翌週までお預けをくらったので、
前もって計画的に予約しておくのがオススメです。

いよいよ、緊張の中初診!

まずは、お医者さんから禁煙外来についての説明とくすりの説明を聞きます。

基本的にはチャンピックスもしくは似たような薬による治療が初日から開始になると思います。

そのあとは、呼気中の一酸化炭素濃度の測定のために、
測定器に息を吹き込んで一酸化炭素濃度を計測します。

ヘビースモーカーの場合、呼気中の一酸化炭素濃度が高いので、
毎回ちゃんと禁煙できているのかを確かめるためにもこの呼気検査は毎回行われます。

私の場合はそもそも電子タバコのアイコスを吸っていたので、
初診時の一酸化炭素の濃度はそこまで高くなかったような記憶です。

その後は、カウンセリングの開始。

・どうして禁煙したいの?
・禁煙できたら何がしたい?

みたいな一問一答を行い初診は終了でした。

私は初診のときからタバコを辞める気満々で行ったのですが、
まず1週間は薬を身体に慣れさせるためにも、
薬とタバコ併用でOKとのこと。

その日からタバコやめてもいいし、猶予期間いっぱいタバコ吸ってもいいということなので、自分のタイミングで禁煙がスタートできます。

はじめの3日間は小さな大きさの錠剤を一日一個服用。
私ははじめからすごい効果がありました。

その後、4日目〜1週間目までは同じく小さな錠剤を朝晩の一日2回服用となります。

そして、1週間経って8日目からいよいよタバコを中止します。

2週間目までは少し大きさが大きくなった錠剤を朝晩の一日2回服用しました。

2週間後に改めて受診。

そこでは、
・呼気検査
・カウンセリング
がありました。

カウンセリングでは、主に体の変化やタバコをやめたことによる良かったこと、悪かったことを聞かれます。

通院は全部で5回ほど有りましたが、
毎回呼気検査とカウンセリングそして薬を受け取って終了の流れです。

治療というか、毎回薬をもらって途中経過を簡単に話し合うという感じでした。

禁煙補助剤の効果は??

さきほども少し述べましたが、

チャンピックスの効果は私にはすごかったです!

初日からタバコを吸いたい気持ちを抑えてくれました。

結局3ヶ月目までチャンピックスのおかげで離脱症状もなく、

非常に楽にタバコをやめることができました。

わたしは、薬を飲み始めて結局5日目にタバコをやめました。
チャンピックスを飲みながらタバコを吸うと、ただ臭い空気を吸い込んでいるだけの感覚。

タバコを吸うことでいつも得られていた満足感のようなものは全く感じなくなっていました。

●副作用について
初回のお医者さんからの薬の説明の際にあるとおもいますが、
チャンピックスには副作用が認められていますので注意が必要です。

よく言われるのは、
・吐き気
・悪夢を見る
・頭痛
・不安感

などが言われています。

私の場合は、腹痛の症状が出たので2回目の受診以降は、
胃薬も一緒に処方してもらうようにしました。
なにか不安があれば、すぐにお医者さんに相談することをオススメします。

●禁煙してよかったこと・悪かったこと

そんなこんなで、無事に喫煙者からノンスモーカーになって早1年以上が経過したわけです。

タバコをやめてよかったことと悪かったことをそれぞれ振り返ってみたいと思います。

【良かったこと】
・目覚めが快適
・食事が美味しい(タバコをやめてすぐに実感)
・荷物が減った
・タバコ臭が消えた
・集中力が増した
・支出が減った

【悪かったこと】
・太った(今ボディメイクして減量中)

概して良い事だらけでした。

2020年現在では、飲食店でもタバコが吸えることが少なくなってきていますし、街なかでもオフィスでも喫煙所を探すのが大変難しくなっているので本当に良いタイミングでタバコを辞めれたなと思っている日々です。

是非、禁煙外来を検討している方は記事を参考にしていただき、禁煙への第一歩を踏み出してみましょう!

のりり


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