脳を最大限高める方法


AIの能力はめまぐるしく、自分の仕事をAIに奪われるのではないかと不安になりますよね。

おはようございます。
たらこです。

人工知能に負けず、自分の居場所を維持するために私たちは今、何をすべきなのでしょう。

①近い将来なくなる職業
近年、テクノロジーに加え、2017年頃から日本国内で導入されたRPA (ホワイトカラーの典型的なデスクワークを、プログラムによって自動化して代行するシステム)が作業をするようになり始めました。
最近では、脳科学ブームや人工知能の発達により、脳に関する関心が高まっています。

AIに変わられる確率が高い職業
レジ係、レストランの案内係
不動産ブローカー、ネイリスト
電話オペレーター、苦情処理
動物のブリーダー、簿記、会計
ホテルの受付係、銀行融資担当
カジノディーラー、電話販売員
給与、福利担当者、監査事務員
などが挙げられています。
他にも営業職、公務員、弁護士、会計士、税理士、学校の先生も無くなるのではないかと言われています。 

シンギュラリティに到達したAIは、あえて数値化すればIQが4000にもなるのではないかと言われています。
天才のアインシュタインでも、IQは180と言われています。
AIのIQは桁違いですね。

もはや人間はAIに勝る武器はないのでしょうか?
AIには人格やパーソナリティの再現、豊かな感情を表現することは出来ません。
決められた手順から外れて何かを思いつくことやひらめきはないのです。
これからの時代は、人間にしかできない能力、閃きやアイデア、野生のカンが求められるのです。
理性で判断していては、AIには勝てません。
重要な判断を瞬時に出せることが求められます。
そのためには、経験を積み知識を磨き素早い決断をし、自分で考え判断することが重要なのです。
このことをコツコツと積み上げていくことで、直感力が磨かれていきます。

判断材料をたくさん持っている人が必要とされるのです。

皆んなでなくて、自分はどうするかが重要です。
脳は何歳からでも成長します。

②地頭を良くする方法
脳を後天的に変えることは可能なのでょうか?
実は、自分で望むように脳を変えることは可能です。
鳥が空を飛ぶようになったり、
キリンの首や象の鼻が長くなったのも進化の過程であると言われています。
でも、これは間違いです。

しかし、人間の脳についてはこの事はあながち間違いではないと言われています。
なぜなら、脳は意欲に導かれて変化することが分かっているからです。

引き金は何かを考える時、一生懸命やること、意欲を持ち続けて、情報を蓄えていき学習能力を高めていくことで、地頭を鍛える事が可能です。

地頭が良いという事は、g因子が高いということであり、g因子が高い人は、前頭葉の集中力の回路が良く働くことが分かっています。
集中力は鍛える事で地頭が良くなります。

集中力を鍛え地頭を良くする方法
1.勉強や仕事はいきなりトップスピードでする。
最初からエンジン全開でする事で、前頭葉が鍛えられます。

2.ノイズのあるところで、勉強や仕事をする。
居間などで勉強をしていた人が東大生に多いと言われています。
カフェなどで仕事をすると集中してできる人も多いですよね。

3.ルーティンの中に自分を入れる
決まったルーティンの中に自分を置く事で、集中できます。
ジンクスのようなものでも構いません。
脳に回路を覚えさせるのです。

4.タイムプレッシャーをかける
制限時間を設けて限界を上げていく。
問題を次々とこなしていく事で集中力は鍛えられます。 

5.マインドフルネス(気づき)
人間の思考は自動的に沸いてきます。
この悪循環をストップさせてくれるのが、マインドフルネスです。今ここに目を向けて集中力を高める。
マインドフルネスをする事で、DMN(デフォルト・モード・ネットワーク)を活性化させ脳が活動しやすくなります。

③脳の中の能力を最大限高める方法
1.ゲーミフィケーションを取り入れる。
ドーパミンの分泌で、脳の回路が強化されると強化学習とい現象が起こります。
ドーパミンとは快の感情、意欲、学習を指します。
ゲーミフィケーションとは、仕事や勉強にゲームのような要素を取り入れると言った意味です。
ギリギリの時間設定で、脳の活性化を高めドーパミンを分泌させる事で前頭葉が鍛えられます。
ゲーミフィケーションのやり方
目標を明確化し、テーマを設定します。

2.生の体験をする。
勉強ができることと、仕事ができる事は違います。
生の体験には、特性があります。
生の体験は、脳の大脳皮質の側頭葉に蓄えられます。
脳に蓄えられ体験は、長い月日を経て編集され続けます。
何歳になっても生の体験をすることが脳の力を高めることになります。

3.頭に良い栄養素を取り入れる。
脳は非常に高度なものと思いがちですが、脳は体の一部です。
良い栄養素を送り込むことが必要です。
良い栄養素の一つにオメガ3脂肪酸の一種であるDHAがあります。
魚の中でも、イワシやサバなどの青魚に豊富に含まれています。
また、チョコレートやコーヒー、紅茶に含まれているポリフェノールも有効です。
アーモンドやアボカド、バナナ、チョコレート。コーヒー、卵などに含まれるドーパミンの原料となるチロシンもしっかり食べるようにしましょう。

いかがでましたか?
体だけでなく、脳も鍛える事で私たちはより健康で、充実した人生を歩むことができるのです。

ではでは。

参考書籍
眠れなくなるほど面白い脳の話
茂木健一郎

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