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【超低出生体重児】息子が産まれる時の話 (23週1日)

2017年2月に妻の妊娠が発覚。

産婦人科の定期検診の度にいろんな発見がありながらも、順調に成長していく我が子。

お腹が少し大きくなってきても、満員電車が臭くて気持ち悪いとか言いながら、頑張って仕事をしていました。

プライベートでも、ディズニーランドに行ったり、浜スタで野球観戦したり、いたって普通の生活を送っていました。

日に日に大きくなっていく妻のお腹。

性別も分かったことだし、そろそろ名前も考えとないとなーって言う他愛もない話をしていたような。

そんなある日、ウトウトし始めていた時、横にいる妻が、

『なんかお腹が、めっちゃ張っとる。。』

と焦った様子。

触ってみると、今までの感触と全く違うお腹。

まるでバレーボールのような硬さに、二人でびっくりした。

10分ぐらいすると、普段通りのポンポンしたお腹に戻ったので、

『さっきのは何やったんやろう?』

ってぐらいの危機感しか持っておらず、そのまま就寝しました。

次の日、検診に行って先生に診てもらうと、切迫早産気味であるとのこと。

聞きなれない単語で、何のことだか分からなかったので、インターネットで検索していくと色んな記事がヒット。

どうやら早産しそうな状態のことのようです。

切迫流産って言葉もあるみたいで、こちらも同様に流産する怖れがある状態のことを指すみたい。

早産と流出を分けるのは胎児の生死だけど、キーになるのは22週を超えたかどうか。

そう言えばこの間、お祝いしたな。

今になって思えば、順調にいくのが当たり前だと思い込んでいて、妻のことも子供のことも、特別な状態であるという認識がありませんでした。

”お腹の張り” に関しての知識と、敏感さも必要だったと思います。

▽続き▽


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