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鬱の人たちの本を読みながら、昨日のカツオに合掌

私は3年前からずっとヒットエンドラン状態(躁うつ)みたいなのが続いているのですが、今読み終わった本がかなり腑に落ちるというか共感できる部分が多かったので思った事を垂れ流します!

吉田豪さんの「サブカル・スーパースター鬱伝」という本で

リリーフランキーやみうらじゅんなど、サブカルの代表的な人ばかりの鬱体験記が吉田さんのインタビュー形式で書かれています。

その中で今回新たに、杉作J太郎という人を知ることができました。
私はこの人のことを名前だけ知っていて、リリーさんのラジオでたまにゲストで来てる人だというくらいしか知りませんでした。

声だけ聞くと、酔っ払いみたいな話し方するおっさんって感じだったのですが
発言をちゃんと活字で読むとめちゃくちゃ面白い人でした。

もう死のうと考えていた矢先に、ガンダムSEEDにハマって、その主人公のモノマネを誰かに見てもらうまで死ぬことは出来ない、と、死ぬことを思いとどまったそうです。
あとモー娘。にめちゃくちゃハマったことも、自殺から救われた大きなきっかけだったそうです。

だからアイドルを熱心に応援するおじさんたちは、ただ推しの名前を汗かきながら叫んでいるのではなく、どこかで傷ついてきた人達なんだと…

「推しブーム」は今も根強く続いていますが、何かに熱中することは死を生へと繋げてくれる大きな希望なんだということを改めて認識しました。

その他にも、十二人くらいのサブカル有名人たちの鬱話を読んで

この本を読む前は、お酒でやり過ごすしか方法が分からなかったので、飲みすぎて、アテで食べてたカツオのタタキを全て戻して

人の手によって殺されて勝手に捌かれたのに
結局はめちゃくちゃな一人の人間によって、ビールと共に胃に流し込まされ、結局はトイレの水という、元いた場所とまた別の嫌な水の元へ帰らされるカツオの気持ちを考えると

命をただ無駄にしてる感じで、
SDGsと全く反している自分の存在意義が本当に見いだせなくなりました。
そして最終的にその日は、卵かけご飯とラーメンで腹を満たしている感じもすごく自分で腹が立ちました。

結局は炭水化物なんかい、みたいな。
魚とか肉とかの高等な食べ物よりも炭水化物かきこみたかったんかい。みたいな

なんか思想ある感じで悩んでるけど胃は部活終わりの学生と考えてることあんま変わらんやんけ、みたいな

んでそういう病み方すんねやったら食欲は無くあれよ。
モリモリ食うなよ絶対に。

とかを思いましたが、
この本を読んだら、自分が好きな人たちと自分が、性質的にはかなり同じゾーンに居てると認識できただけで、なんだか救われたような気持ちになりました。

自意識過剰で、ナイーブで、ていたらくな癖に自分の理想を追い求める体力だけはあるから永遠と思い悩む性格で…

私はサブカルが大好きで、サブカル側の人間に憧れてきましたが
今そういう本や映像を見返すと、だいたいが10年前かそこらのものばっかりなのです

もしかしてサブカルって、もう終わりコンテンツですか?!
今サブカル界でチヤホヤされてる人って、いますか?!

私が知らないだけで
まだまだ履修しないといけない人がいっぱい居るといいですが、

もしおらんかったら、かなり凹むなあぁ。
やっぱ美味しかったからまたカツオのたたきたべよ

カツオのタタキやから気合い入れて、にんにくをちゃんと皮剥いてスライスにしたのに
全部無駄にしたわ。

あとなんでタタキって言うの?
なんかそれだと漁師のおじさんがぺちぺち叩いてるところを想像してしまいます。

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