見出し画像

仮想通貨が大暴落してる理由。初心者でもわかりやすく解説。

こんにちは。りろんかぶおです。

私は31歳でFIREを達成し、
noteでは「サラリーマンでも若くしてFIREするための具体的な方法を発信」しています。

私がFIREしようと思った理由や、
経緯については以下でまとめています。

また、無料メルマガ『最速でFIREするための基礎講座』をオープンしました!

完全初心者でも最速で資産を築いて
経済的に自立するためのハウツーを無料で学べます。

月30万円の不労所得を作りたい方に
役立つコラムを配信中。

不要と思ったらワンクリックで即解約できる
安心安全の無料講座です!

では、ここから本題です。

今回はめずらしく仮想通貨の話題です。

今、ビットコイン、イーサリアムなど、
主要な仮想通貨が大暴落してます(泣

ビットコインの1か月間のチャート↓

出典:Yahoo Finance

この数日で20~30%くらい下落してますね。。

実はビットコインに限らず、
仮想通貨全体が大暴落してるんです。

今回は、この暴落の理由について
初心者でもわかりやすく解説します。

ことの発端は”FTX”です。

FTXは米国の若き起業家サム・バンクマン・フリード(現29歳)が設立した世界的な仮想通貨取引所です。

世界の仮想通貨取引所ランキングでもTop 5に入るような
超巨大かつグローバルな取引所なんです。

このFTXがなんと今、
破綻危機に見舞われています。。

そのようなことから、
同取引所では取り付け騒ぎが勃発し、パニック状態に陥り
一時的に出金停止状態に陥っているのです。

このようなパニックから、
仮想通貨全体に巨大な売り圧力がかかっています。

そして売りが売りを呼ぶ負のスパイラルが発生。。

これが、仮想通貨全体が大暴落している原因です。

仮想通貨って定期的にこういう
パニックイベントが発生しますよね。。

でわ、なぜFTXは急に破たん危機に陥ってしまったのでしょうか?

それは、FTXの姉妹会社にあたる”Alameda Research”という企業に起因します。

Alameda Researchは、FTXのサム・バンクマン・フリードCEOが、2017年に設立したトレーディング会社です。

Alamedaは、FTXをはじめとした仮想通貨取引所で流動性を提供するマーケットメイカーの役割を果たす傍ら、数々の有望な仮想通貨・ブロックチェーン企業やプロジェクトに出資してきました。

仮想通貨冬の時代と言われた2022年前半も、Alameda ResearchはFTXと共に破綻した仮想通貨企業の救済措置に積極的に取り組んできました。

そんなこんなで、Alamedaの資産は仮想通貨と、死にぞこないの仮想通貨企業の株式であふれかえっていました。

そこへ訪れたのが2022年5月の”テラショック”です。

テラショックとは、”テラ”という巨大な仮想通貨プロジェクトがハッカーからの攻撃を受け、価格が大暴落するという事件でした。

この時も、仮想通貨全体に対する不安から、全ての仮想通貨が暴落し、多くの仮想通貨企業や仮想通貨VCが相次いで連鎖的に経営破たんに追い込まれました。。

つまり、、
資産のほとんどが仮想通貨企業の株式や仮想通貨であったAlamedaも
ただでは済まなかったわけです。

ここからは憶測とされてますが、諸々の仮想通貨の動きをトレースすると以下のようなことが起こっていたのではないかとされています。


  1. まずテラショックにより、Alamdaの資産も大暴落。

  2. 結果的に債務超過状態に陥ったAlamedaは資金繰りに窮することに。

  3. そこで、Alamedaは姉妹会社であるFTXに助けを求める。

  4. AlamedaはFTXが発行した独自仮想通貨”FTT”を大量に保有していたので、そのFTTを担保にしてFTXから巨額の融資を受ける。

  5. 但し、FTXから調達した資金はAlamedaの資金繰りに全て使われてしまったので当然返済することはできず、Alamedaは担保としていたFTTをFTXに譲渡することに。

つまり、AlamedaのしりぬぐいをするためにFTX自身も財務危機を招いてしまったのではないか?と言われているのです。

そしてFTXの財務がやばいことが露呈されたのが11月8日。

この日、FTXはライバルの世界的仮想通貨取引所であるバイナンス(中国企業)に助けを求めました。

具体的にはFTXの海外事業を買い取ってほしいという依頼でした。

これにより、FTXの財務がやばいことが明るみになり、同社発行の独自仮想通貨”FTT”は暴落。。(下図がFTTのチャート)

出典:Yahoo Finance

バイナンスは一旦は買収を検討するとしました。

ところが、翌日の11月9日。

バイナンスは一転して「買収は行わない」と公表。

FTXの財務状況がやばすぎてバイナンスの手には負えないこと、FTXのずさんな顧客サービス、米当局の調査可能性があることなどが理由とされています。

そしてFTXのサム・バンクマン-フリードCEOからは正式に「同取引所が現金支援を受けられない場合、破綻申請せざるを得ない可能性がある」と警告が発せられたのです。。

これを受けFTTは更に下落し、事態発覚前と比べて90%以上も暴落してしまったのです。

FTXは仮想通貨取引所ですから、当然FTXの口座に仮想通貨を保管していた人はFTXが破たんする前に急いで現金化して出金したり、他のウォレットに仮想通貨を移動したりとするわけです。

ところが、資金繰りに窮するFTXが全ての出金に一度に対応できるわけもなく、現在FTXでは出金停止状態に陥っています。。

ちなみに、日本にもFTXジャパンとして事業展開していますが、FTXジャパンでも”一時出金停止”状態になっています。

FTX破たんとなるとFTXやAlamedaが自社保有してる仮想通貨は売却されますのでそれによる巨額の売り圧力があったり、仮想通貨全体への不安が増し、全ての仮想通貨が暴落するという事態が起こってしまった、というのがことの顛末です。。

まあ、内容を見ると仮想通貨業界のリーマンショックみたいにも見えますが、所詮は一つの取引所がつぶれるだけなので、そこまで大きな影響はないのでは?と思ってます。

果たしてどうなることやら。

無料メルマガ『最速でFIREするための基礎講座』については
以下から無料登録できます。

りろんかぶお

Twitter:https://twitter.com/FIRE_your_life

ブログ:http://buffettbu.blog.fc2.com/

もしこの記事がためになったなと思えた方はサポート頂けると喜びます(^^) 今後もっと皆さんにとって有益な記事を書くための活動費として使わせて頂きます!