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【トラベラーズ】 米国最大の損害保険会社の理論株価は?(2021年12月期)

こんにちは。りろんかぶおです。

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では、ここから本題です。

今回は米損害保険会社のトラベラーズの競争優位性と理論株価の分析です。

<りろんかぶおコメント>



りろんかぶおの競争優位性評価(5段階評価)⇒★★★☆☆

・トラベラーズは米国最大手の損保会社。個人的には損保は競合他社との差別化が難しく、基本的には保険料の安さで比較されてしまう業界なので、なかなか競争優位性を持続するのは難しいと感じる業界。

・一方、保険金支払い時等の顧客対応は唯一、顧客のロイヤルティーを獲得する上で非常に重要で、トラベラーズもこの顧客対応にものすごく力を入れています。

・保険加入時は多くの人が保険料の安さ重視で保険に加入しますが、トラベラーズとしていったん顧客を獲得した後は、自慢の顧客対応で顧客を囲いこみ、その後もずっとトラベラーズを使い続けてもらう戦略なのでストック型ビジネスに近いですね。保険料収入も長期安定的に入ってくるので、収入も安定しております(コストにあたる保険金支払いは毎年ぶれますが)。

・但し、上述の通り顧客獲得時に保険商品の差別化が難しいことに変わりははないので永続的な競争優位性があるかというと疑問。

<理論株価>


193.78ドル(2021年12月31日時点)
※1 直近3年間のフリーキャッシュフローの平均が今後半永久的に続くと仮定し、Discounted Cash Flow(DCF)法で計算。
※2 DCF法の概要はこちらご参照。

NYダウ銘柄理論株価一覧はこちらご参照ください!

<セグメント毎ビジネスモデル>


1. Business Insurance
法人向けに、労働者災害保険、企業自動車保険、財物保険、賠償責任保険、企業総合保険を提供。

2. Bond & Specialty Insurance
信用保険、保証保険、賠償責任保険を提供。

3. Personal Insurance
個人向けに住宅保険、自動車保険などを提供。

<決算情報>



・売上は34,816百万ドルと前年対比8.9%増。保険料収入は6%増加。Bond & Specialty Insurance部門とPersonal Insurance部門が牽引。資産運用益は36%増。PEファンドのリターンが良かったことを債券の低金利が一部相殺。

・純利益は3,662百万ドルで前年対比35.8%増、資産運用益の増加が純粋なプラスになり、経費増を最小限に抑えられた(4%増)ことが大きい。

<財務情報>

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りろんかぶお

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