D社管理の物件で暮らしていた僕が家賃値上げを断った話
はじめに
この記事は、大◯リビング株式会社(以下、D社)が管理している物件を借りて生活している私が、D社側の対応を疑問視し、問題提起することを目的として書かれたものです。
したがって、普段のnoteの内容とは趣きが異なります。ご承知おきの上、ご覧ください。
経緯
2023(令和5)年12月26日、D社から郵送にて文書が届きました。その文書の名前は「賃料等の改定に関するお知らせ」です。
──青天の霹靂。賃料(月額)を3000円値上げ、共益費(月額)を1500円値上げするという内容でした。月額にして4500円、年額換算すると54000円の値上げとなります。痛すぎます。
黙って「はいはい」という選択肢は、私にはありませんでした。アパートは年月が経過するにつれて資産価値が低下するものだと思っていたので、値上げは承服できなかったのです。
また、同じアパートの他の部屋が、私の部屋よりも6000円安い条件で入居募集がかけられていることを知っていたので、怒りすら覚えていました。これはナメられている、と。
ただちにD社に対して(i)値上げは到底承服できない、(ii)値上げの理由と値上げ額の根拠について詳しく教えてほしい、(ii)他の部屋と同じ水準の家賃を要望する、の3点について問い合わせフォームから申し入れを行いました。
D社からの返答
D社からの返答は下記のとおりです。
値上げを回避し、現状維持を勝ち取ったという点では評価できるかもしれません。しかし、私の心には拭いきれない疑念があったのです。
問題点
問題はD社から最初に届いた文書がお願いと感じることができたかどうか。確かに文中には「ここに謹んでお願い申し上げます」とありますが、文書名は「賃料等の改定に関するお知らせ」です。私には決定事項のように感じられました。
お願いであったなら「賃料等の改定に関するお願い」等とするべきではないでしょうか。また、双方合意のもとで賃料改定が行われる旨を明確に書面に記すべきだと考えます。
はっきりと申し上げて、D社の対応は不誠実だと感じます。顧客に対して説明すべきことを説明せず、自社に有利な条件で契約を結ぼうとしたのではないかと思わざるを得ません。
おわりに
同じようにD社から通知が届いた皆様に対して、応じなくてもよいことを一刻も早く伝えるべきだとの思いがあり、この度はnoteの記事にさせていただきました。知らずに不利な条件で契約を結ぶ人がいないことを祈るばかりです。
その後(2/12追記)
契約の更新はしないことにしました。したがって、D社に対して解約を通告。D社の担当者と退去立会の日時を決定し、その日を迎えました。
しかし、当日、約束の13時を迎えても誰も現れず。ただちにD社に電話で確認したところ「退去立会は15時からの予定になっていた。鍵をかけずにそのまま退去してもらって構わない。室内は弊社で確認する」との回答がありました。
D社から受信したメールには確かに13時と記載されており、どうやらこちらの間違いではないようです。憤りを通り越して呆れました。開いた口が塞がらない。最後まで杜撰な対応でした。
一連の出来事は僕自身の経験であって、D社全体が杜撰だと決めつけたいわけではなく、そのような意図を持って記事化したわけではありません。ただ、D社と契約することはもうないだろう、ということ。それだけは申し上げたいです。
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