開発がしてぇんじゃ。

マコなり社長が好きです┌(┌^o^)┐ホモォ…
いえ、残念ながら(?)そういう対象ではないのですが、純粋に尊敬しています。

私は、社会的養護に携わる、しがない人間ですが、マコなり社長のおっしゃることには、電マになれるんじゃないかなっていうほどに震えっぱなしです。

「テクノロジーから逃げるな」

マコなり社長がおっしゃる言葉です。
もともと、工業高専に通っていた私は、イマを輝かせるテクノロジーの話が好きです。古いテクノロジーを生かすためのリペア工作も好き。テクノロジーによって未来がどんな風に変わっていくのか、という話も大好きです。

そんな私なので、携わっている社会的養護業界のテクノロジーへの疎さには気が重くなるところなのです。Excelがあるのに数多くのデータを電卓で叩く(しかも途中で間違えて最初からやり直す)。なんかホームページが古めかしい。ホームページが更新されず、いつの間にか消えている。ホームページさえない施設もある。

oh...

社会的養護に対して、自己責任論などを振りかざして鼻つまみものにする文化が垣間見られます。東京都の港区に児童相談所ができることに反対運動が起こったのは記憶に新しいです。
https://news.yahoo.co.jp/byline/yamamotoichiro/20181020-00101176/

この問題は、構造によるところも大きいのかもしれません。って、どんな構造があるのかはよくわかりませんが(土地が高いだの、不動産会社がどうだのいろいろ言われていますが)、少なくとも「イメージ」が左右するものは大きいのではないだろうか?と思うのです。

「児童相談所とは?」。
子どもの育ちを両親と共に支えるパートナーであり、地域の社会資源に繋ぐ=地域に子どもの居場所を見出す機関です(強烈な権限の話をしたい人もいるかもしれませんが、一旦、置いといてもらっていいですか)。いつでも子育ての相談に乗ってくれる、こんなお得な施設の建設が反対されるなんて…
これはね、社会的養護へのイメージが大いに関係していると思います。「被害者」や「加害者」が集う闇多き場所。こんな風に思っている人、いませんか?

「そんなことない!」と、言えば嘘になる面もありますが、もし、社会的養護をそんな風に捕らえられているとしたら、違う面も紹介したいのです。

「トラブル」。

「アクシデント」。

これを予測できる人はいるでしょうか。

「帰ってくると思っていた人が、ある日、突然、帰ってこなかった」。
「子どもを産んだけど、想像以上に大変」。
「我が子を保育園に迎えにいくと、保育園の先生から『お友だちを叩いてしまって…』と報告を受けた。まさか、そんなことが本当に…?」

社会的養護は、そんなトラブルやアクシデントに備える「仕組み」に過ぎません。「いる」「いらない」以前に、普通にあったら助かりませんか?

私は、社会的養護に価値を感じる人間です。
なので、こうしたイメージで鼻つまみものにされるのは、シンプルに不本意です。
とは言え、現状の社会的養護の発信の仕方にも疑問の余地はあります。当事者たちに括りつけたような呼称をつけて、「なんか特別な人たち」感を醸し出す。もう、そこで一歩退かれるんです

個人的には、もっと、子どもたちの能力を大いに伸ばして、生き生きと社会で活躍してもらい、「イマをときめく○○に迫る!」的な特集なんかを打ってようやく「実は家庭が複雑で〜」と語ることで、「え!?そーだったの?(ふーん)」となるような、そんな社会になって欲しい。

確かに、ケアが必要な子どもたちなんですよ。大きな音には弱かったりするし、人間関係の構築が不器用な子もいる。生涯を通して、怯える対象を抱える子だっています。
でも、弱いところやケアが必要だったりするけど、その子が本来持っている得意なこと、好きなこと、表現したいことは変わらずその子の中にあるわけです。ケアをしつつ、居場所を確保しつつ、その「良さ」を伸ばすことにクローズアップしてもいいんじゃないですかって!?

今の社会的養護の発信は、弱み、ケア、そうした「手がかかること」にクローズアップしがちで、果ては「金をくれ」と寄付を求める…
「俺もブラック勤めで頭狂いそうなんだよ…!」という社会人の方、
「なんでお前らだけ特別扱いなんだよ…俺だって特別扱いされてーよ!」という苦難にいる全ての人々…わかります…いっぱいいっぱいですよねぇ!
いや、寄付は大事な文化だと思うんですけど、それにしても「え?社会的養護がコミットすると、めっちゃ社会良くなるじゃん?」というイメージがなさすぎる…!

だから、マコなり社長。俺は開発がしてみたいんです。
なんかいい方法ないすかァ!

そして、バイブルにたどり着いた…。

https://www.youtube.com/watch?v=gXH-A7tSos8&t=201s

自分で創ればいい。

社会的養護業界が疎いテクノロジーの分野で、何かできることを探す。「ええやん?社会的養護?」みたいな空気を小さくても創る。

実はRailsを学んで112日。
なんか内輪で盛り上がってる社会的養護に物申す。

ぶっちゃけ、社会的養護に対する哲学も未熟な自分だが、武器を携える。カードを増やす。それは、悪くない話なんじゃないか?と、思ったりしている。

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