【レポート】10月25日(日)第一回ネイチャービンゴスペシャル
去る10月25日(日)に、自粛後初めてのプレーパーク★キャラバンを開催。
『ネイチャービンゴをやってみよう』と題し、谷戸の西東京いこいの森公園にて、ソーシャルディスタンスを守りながら家庭ごと個々に楽しめる野外イベントを実施しました。
これまで人気があったアウトドアでのダイナミックな集団遊びとは対称的に、今回の企画は「動→静」というような大きな変化で集客ゼロも覚悟していましたが。
当日は陽ざしが痛いほど射す快晴のもと、なんと47名もの親子が参加!
復活第一回目の盛況ぶりに、スタッフ一同感激でした。
親子で自然探索を楽しむネイチャービンゴ
受付では一定の距離を守りながら並んでいただき、消毒の上名簿記入後、画板とオリジナルビンゴカードを参加組ごとに配布。
タテ3列ヨコ3列全部で9マスのビンゴカードには、ど真ん中の「てをあらおう!」からはじまって、「ピンクの花」、「どんぐり」、「キツネのしっぽみたいな草」、「細長い葉っぱ」、「紫色の花」、「虫、または今日見つけた宝物」、「四つ葉のクローバー」、「しょうゆのにおいがする葉っぱ」というキーワードが記してあります。
自然豊かないこいの森公園の敷地を親子で探索しながら、キーワードの植物や生き物を発見し、全部揃ったらビンゴ!
受付に持っていき、ビンゴ台紙にマスキングテープで張り付ければ、オリジナル植物標本の出来上がりです。
みんな出来上がりを誇らしげに掲げて見せてくれました。
さらに、いこいの森公園のパークレンジャーさんによる植物や生き物の名前の答え合わせと、自然素材で作るトンボのクラフト台紙プレゼントも喜んでもらえたようです。
カツラとクローバー
一番人気だったキーワードは、嗅ぐとお醤油が焦げた匂いがする『カツラの葉』。
みんな黄色い葉っぱを拾い上げて鼻先でクンクン、「ほんとだ!おしょうゆみたい!」と驚いてくれました。
また、視察の時期は群生していたクローバーが、本番当日までに刈られてしまって無くなっていたという想定外の事態もありましたが。
それでもふたりのお子さんが懸命に取り組み、ちゃんと「四つ葉のクローバー」を探し出してくれたことに感動。
探検、冒険のせいか? いつもよりお父さんの参加率が高かったことも印象的でした。
調査団気分になれるためか、Amazonの段ボール敷板で作った画板が意外と人気があり、みなさん持ち帰ってくださったので、次回も大量に作って用意しておきたいと思っています。
(Amazonダンボール敷板のご寄付を募ってます😅)
家庭の密から親子ともに解放される機会に
今回、予想以上にたくさんのご家庭が参加してくれたことから、コロナ禍においても遊びイベントへのニーズがあることを実感。
家に閉じこもりがちな自粛生活においては、それでなくとも密すぎる親子関係はとくに息苦しくなりがちです。
でも、すこしの間そこから離れる機会があれば。
だれにも遠慮なく、堂々と外で遊べる機会さえあれば。
我慢が多い日常も、ちょっぴり過ごしやすくなるのではないでしょうか。
広大な空の下、胸いっぱいに空気を吸い込んで、自然と触れ合い、のびのび遊び、笑い合える環境と機会を提供すること。
それが西東京プレーパーク★キャラバンがいまの状況においてできる事であり、存続していく理由なのだということがあらためて実感できました。
異世代異年齢ゴチャ混ぜのにぎやかな集団遊びはまだまだお休みが続きますが、家族で自然と親しむネイチャーゲームシリーズを続けて展開していく予定なので、今後も開催をチェックしておいてくださいね。
今回も多大なご協力をいただいた西東京の公園・西武パートナーズ
(西武造園株式会社/NPO法人 NPO birth/株式会社尾林造園)さん、本当にありがとうございました!
第二回「ネイチャービンゴをやってみよう」開催
そこで、来る11月29日(日)は同じくいこいの森公園で第二回「ネイチャービンゴをやってみよう」を開催いたします。
10月とは違うキーワードをミックスするから、また違ったビンゴが完成する予定。
前回参加してくださったみなさんも、今回初参加の方も大歓迎です。
ご家族でのんびり、秋の自然を楽しみに来てくださいね!
(※天候および感染症拡大などの理由で中止になる場合もありますのであらかじめご了承ください)
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