見出し画像

Zoomを使ったオンライン配信をスムーズに進めるコツ

Zoomを使ったオンラインイベントをYouTubeなどに配信したい場合、気をつけるべきポイントはどこでしょう。先日開催されたイベントを具体例に、ご紹介してみようと思います。

こんにちは!NPO法人学生ネットワークWANの寺田です!

2021年5月22日(土)、こちらのイベントの配信を、WANで担当させていただきました。(協力会社:ビジップ株式会社)

(RemoteCampus【リモキャン】1周年&clubhouse2030年クラブ100回記念「創造する未来 〜未来は自分(たち)の手で〜」

共催:NPO法人学生ネットワークWAN

サムネ_20210522リモキャンイベ画像(共有用) (9)

「Remote Campus(リモートキャンパス)」とは
WANのアドバイザーでもある永田聡氏を中心に有志で発足した、新しい知や出会いが生まれる多世代コミュニティ

■登壇者の皆様はZoomでご講演いただき、その様子をYouTubeに配信
■同時間帯に裏番組的にClubhouseでルームを開催、公演終了後はご登壇者様もClubhouseにご移動いただく

という、YouTube配信とClubhouseでのトークのハイブリッド形式でのイベントでした。

ご視聴はこちら
第1部 第2部 第3部(調整中)

このようなイベントを成功させるために、配信スタッフが気をつけるべきポイントはどこでしょう。今回は、"見落としがちだけどとっても重要な"、3つのポイントをご紹介しようと思います。

登壇者がZoomに入るトークセッションをYouTubeに配信する場合の注意点

今回のイベントは、1つのセッションの時間が20分~45分で、セッションとセッションの合間が10~15分というイベントでした。

こういう構成のイベントの、合間の10~15分、裏ではどんな動きをしていると思いますか?

正解は… 登壇者・出演者の方の、映像・音声のチェックをしています。

これ、じつはイベントを成功させるためにいちばん重要なプロセスだと私達は思っています。

配信の画面づくりやセッティングは、配信当日までの間にテストもしながら確実に組み上げられるのですが、出演者の方の環境チェックは、当日Zoomに入ってきていただいてからしかできないからです。
※可能な方には事前に環境チェックを実施しています。

チェックするポイント
■通信状況
 ・固まって動かない、などがないか
■音声
 ・聞こえにくい、途切れる、音量が小さすぎる/大きすぎるなどがないか
■映像
 ・画角、光の加減、色味など
■画面共有、資料の表示
・資料の中身にYouTube規約上流せないものが無いか、表示するタイミングはいつか、スムーズにページを送れるか、動画を流す場合なめらかに映るかなど

これらを確認し、問題があれば解決してから放送開始です。
ここの確認をしっかりしておかないと、どれだけ配信の環境構築などをしっかりしていても、残念ながら視聴者の方が講演の内容に集中できないような配信となってしまいます。

わずか10~15分の間にこれを済ませるために、実は裏側はバタバタしています。

ゲストをお迎えするにあたっての心構え

オンラインイベントを成功させるためにこれまた重要なポイント、その2つ目は「心構え」です。

「来てよかった」と思って講演を終えてもらうには?という視点で、出演者の方に頂いた時間をムダにしないという意識は、スムーズなイベント運営・配信に必要不可欠です。

ゲストをお迎えするにあたって気をつけること
■その確認には本人がいる必要がありますか?
・リハやチェックは、出演者がいなくてもできるものと、出演者がいる必要があるものを区別しよう。

■ゲストに「付き合わせてる」状況になっていませんか?
・ゲストにお時間を頂いて確認する事項は、スムーズに進むよう段取りしておこう。

出演していただく時間はもちろん、それに+αで早く来ていただくお時間が貴重なものであるという認識を持って、「ゲストがいる時間にすべきこと」を明確にしておくことは、ゲストに気持ちよく講演していただく、すなわち、視聴者に楽しんでもらえる講演にするために必須な心構えです。

準備とテストを入念に

イベントごとの場面では、「準備が9割」という言葉をよく耳にすると思いますが、配信を成功させるためには、本番までに「失敗しない環境を構築できているか」も超重要なポイントです。

画面づくり、機材の接続、音声や映像に乱れが無いかなどの設定とテストは、本番までに確認しておきます。

配信スタッフの仕事は、イベントに関わるすべての人の協力と努力の最後の出口を担うこと。どれだけ他の部分の準備に力を入れても、最後の出口である配信がうまく行かなければ、そのオンラインイベントは誰の目に触れることもないまま終わってしまいます。

本番を迎えるまでに確認しておくべきポイント
■映像や音に乱れはないですか?
・本番と同じ環境で配信テストをしてみて、思ったとおりの映像と音が流れているか確認しましょう。
■もしものときの対策も準備されていますか?
・本番に起こりうるリスクを考慮して、トラブル発生時の対応も考えて起きましょう。

今回ご紹介したのはほんの一面ですが、オンラインイベントの配信を成功させるためには、技術や機材などの具体的なものだけでなく、心構えや準備など抽象的でわかりにくいものがじつは大きな割合を占めています。

みなさまの配信ライフがより良いものになりますように🎶

リモキャンの配信はこちらでご覧いただけます!超豪華ゲストが登壇した15時間。

フライヤーも参考に、興味のある講演を見てみてくださいね🙌🙌

========

NPO法人学生ネットワークWANでは、様々なオンライン配信を行っています。

FUKUOKA2020
ビジネスの、生を聴く。福岡発→拡張型ラジオ
https://peraichi.com/landing_pages/view/fukuoka2020/ 
学生エバンジェリストアワード
西脇資哲氏プロデュース!「魅力」の価値観も多様化する時代の、次世代を率いる新しい才能発掘。
https://peraichi.com/landing_pages/view/evangelist2021/ 
U25限定 九州・沖縄・山口浴衣モデルコンテスト
コロナ禍で浴衣が着れない夏に、Instagram上を浴衣で彩ろうと九州・沖縄・山口を対象に実施した浴衣モデルコンテスト

協力団体のビジップ株式会社では、オンラインイベントのサポートをしています。

スクリーンショット (2258)



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?