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フューチャーコラージュのワークショップから自分らしい人生を!

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WAKUTOKIの相内です!ワークショップを通じて自分らしさと出会うきっかけを提供する団体を設立しようと思い2か月が経ちました。

団体設立の準備は少しずつ進んできましたが、肝心のワークショップについては、何を扱うかが未だに決まっていませんでした。

設立準備にマンパワーがかかっていたり、ワークショップに参加する方のペルソナをゼロから作り込まなければならないという背景もありましたが、それ以上に大きな悩みだったのが、個々人の経験差です。

団体としてワークショップを提供する以上、誰が当日のファシリテートをしても、ある程度一定のクオリティを担保できるほうが望ましいと考えるのが自然かと思います。

一方で、ワークショップは運営者の人柄や経験が場に強く反映される性質があるため、成果が属人的になりすぎないワークショップなど作れるのか?という悩みがありました。

ならばいっそ、完全に属人的になることを許容するか?とも思ったのですが、一番最初からバラつきを容認するというのも勇気が要りますし、展開力にも欠けます。

となると、できるだけ誰がリードしても等しく参加者にシフトが生まれるようなデザインで実施できるワークショップが作れたらベターなのかな!?

でも、そういうワークショップって素晴らしいの!?それとも無個性で面白くないの?

これらの問いに、なかなか明確な答えを見いだせずにいました。

アイディアが生まれるきっかけとなった一冊

そんな時に読んでいたのが英題で『The Answer How to take charge of your life and become the person you want to be』という本でした。

邦題は『自動的に夢がかなっていくブレイン・プログラミング』です。

(もちろんぼくは日本語で読みました)

この本には「あなたが心から望むことは何なのかをハッキリさせて、それを手に入れるための方法」が書かれています。

同書によると、哺乳類の脳には網様体賦活系、通称RAS(Reticular Activating System)という神経の集まりが存在し、生命活動を維持する働きをしています。このRASでは、脳に入って来る全ての情報をふるいにかけ、その中から自分にとって大切な情報だけを拾い上げる役割を担っているんだそうです。

そうした性質から、自分がどこへ行きたいかさえ分かっていれば、RASがGPSのように機能し、目的地まで自動でたどり着けるようになる=心から望むものが手に入るというのが、この本の主張です。

重要なのは、どうすれば行けるかを考える必要はない、ということです。目標さえ決まっていれば、あとはRASが片っ端から情報を拾ってきて、カーナビのように行く道を教えてくれると!

これだけを見ると、そんなに都合のいいコトあるの?うさんくさいなあ。と感じる人もいるかもしれません。でもぼくは、自分の経験から、ここで語られていることは限りなく正に近いだろうと判断しました。

そう思った個人的な体験を少し持ち出させていただくと、ぼくはアイディア出しが苦手だった大学生の頃、『考具』というアイディア出しの教科書とも言うべき本を買い、紹介されていた21項目のアイディア出しのメソッドを試し続けていました。

その中の1つに、カラーバスという項目があります。

カラーバス効果とは、ある一つのことを意識することで、それに関する情報が無意識に自分の手元にたくさん集まるようになる現象のこと。カラーバスは「color(色)」を「bath(浴びる)」、つまり色の認知に由来するが、色に限らず、言葉やイメージ、モノなど、意識するあらゆる事象に対して起きる。人間の脳は、特定の事象を意識することで、五感で得られた情報からその特定事象のみを積極的に認識するという性質を持つ。 シマウマ用語集より引用(https://makitani.net/shimauma/color-bath)

これを実際にお試しいただけるとよく分かると思いますが、例えば町の中で赤い色を探す!と決めると、次から次へと、赤い色を見つけることができます。しかも、普段の自分なら目にも留めないような場所に、ちゃんと赤い色の何かが存在していたことに気づくんです。自分が見ているものは決して世界の全てではなく、むしろ自分が見たいものを相当限定して選んでいるに過ぎないということがよく分かりました。

考具の作者、加藤昌治さんはこのことを、見えるから見るへ。SEEからLOOKへと表現されています。

だから行き着きたい先を決めると、そのための情報が自動的に収集されるようになるというRASの機能は、全く疑いようもない作用だなと思うのです。

ブレイン・プログラミングとぼくの人生との重なり

さらに深く、ブレイン・プログラミングで語れらていた視点から自分の人生を振り返って見ると、確かにぼく自身が得たものの中には、目的地をインプットしたからこそ手にすることができたのだと思わざるを得ない出来事がたくさんあったことに気づきました。いくつもエピソードがあるのですが、ここでは3つに絞ってご紹介させていただきます。

ひとつ目は初めて入社した会社、リクルートとの出会いでした。

ぼくは特に就きたい仕事が見つからないまま大学3年生を迎えました。リクナビやマイナビに登録をしてみても、どの会社が自分に合っているのか、どんな仕事に興味があるのか、全く浮かんでこなかったのです。そこで会社から探すのはやめて、こういう条件の会社なら入りたいかも、というポイントから考えてみることにしたんです。

そうしたら若くしてお金を稼げて、仕事を任されて、年功序列ではない会社に入りたい!と思っている自分を見つけました。2ヶ月後、ゼミの先生から参加を促された就活生向けのトレーニング合宿で講師を務めていた方がリクルートのOBでした。ぼくは上記のポイントから会社探しをしている旨を伝えたところ「そりゃ君、リクルートだよ!」と教えてもらうことができたのです。

恥ずかしながらぼくはその時リクルートのことを全く知りませんでして、すぐにネットで調べてみると、自分が掲げた条件とリクルートの社風がピタリとハマっていました!しかもちょうどスプリングジョブ(長期インターン)の募集期間だったためすぐに申し込み、東北地方枠で採用していただくことができました。そこからトントンと入社することができたため、ぼくの就活はリクルートの1社だけで完了しました。

ふたつ目は、前職の東日本大震災復興支援財団への転職です。

ぼくは東日本大震災が起こった時、リクルートの仙台支社で勤務をしていて、地震も直接体験しました。震災後の東北はあまりにも大変な日々だったので、自分も何かしら復興に貢献したいという想いが自然とあり、震災後1年間は、SUUMOを通じて住宅広告をたくさん世の中に届けようと、それまでの営業生活の中で最も熱意を持ってお客さんを回りました。

でも広告を出せる物件が無くなり、家を買える人が減り、広告を出すことに価値が無くなって来た時、もっと復興に携われる仕事に就きたい!という気持ちを感じている自分に気づきました。

それで転職をすることに決めたのですが、大手の転職サイトではそうした求人を見つけることができませんでした。転職の意図を伝えると、鼻で笑われた会社もありました。

そんな時にたまたま登録したばかりのDodaからキャリアカウンセリングをさせて欲しいと連絡をいただき、その時の電話で「復興に関われる仕事を紹介して欲しい」とお願いしたんです。そしたら1週間も経たずに20社くらいの求人を紹介してくれ、復興支援に力を入れている会社、CSR活動が盛んな会社に交じって、東日本大震災復興支援財団がリストアップされていました。子ども・若者の支援に特化した財団で、ぼくの関心のど真ん中でした。

この会社を受けたい!と伝えると、担当の方が面接官の傾向や対策まで丁寧に教えてくれたり、前職との収入差が大きくならないよう調整を請け負ってくれたり、社をあげてサポートをしてくれました!狭き門だったようなのですが、こうした支えのおかげで、スムーズに転職をすることができました。

みっつ目は、東日本大震災復興支援財団にて、東北の高校生のプロジェクト・ベースド・ラーニングを応援するための新規事業を立ち上げることが決まった時のエピソードです。

ぼくが立ち上げの担当になったのですが、ぼくは教育の専門家でも、プロジェクト・ベースド・ラーニングの専門家でもなく、知識も人脈も全く無い中でのスタートでした。当然何から始めていいかわからないし、現場の課題感がどのようなところにあるのかも知りませんでした。

そこで、とにかく現場に精通した人に話しを聞くしかないだろうと、助成事業でご支援していたとある教育系の団体の代表に連絡をし、財団で立ち上げる新規事業についてご意見をいただきたいので、お話しさせてください!とアポイントをもらったんです。

そして本題を切り出したら「ぼく、その事業、別の団体でやってるんですよ!なんでもお教えしますよ!」と想像もしていなかった展開につながりました。結局彼を介して事業の骨子を練り、数え切れないほどのキーパーソンとつないでいただき、波乱もなく、無事に新規事業を立ち上げ軌道に乗せることができました!

紆余曲折の詳細はだいぶ端折って書かせていただきましたが、これら3つのエピソードは、どのケースも目的地は定めたけれど、目的地への辿り着き方は全く見えていない状況からのスタートでした。でも(こうやって書くとすごく簡単に見えますが)目的地を定めたらしっかり現実が動いて、進むべき道を示してくれて、得たかった成果をさっと手にすることができました。

辿り着きたい目的を見つけるために

前置きが長くなりましたが、『ブレイン・プログラミング』に書かれていることと、上記の経験を掛け合わせて考えてみると、参加者がどこへ行きたいかを明確にできるワークショップがあったら、もっと自分らしい人生を送れる人が増えるのではないか??というアイディアが湧いてたのです。直感的に手ごたえを感じました。

でも少し考えて、問題も感じました。

それは、日本に暮らす多くの人は、何が幸せなのかを探究する機会に乏しく、豊かな暮らしのイメージを言語化できていない人が多いということです。言い換えると、直線的に幸せとは何かを問うようなワークショップを行っても、目的地を定められない人が多いのではないか?ということが想像されました。

あなたが幸せを感じることを想像し目標を書いみて!何でも自由に書いていいんだよ!目標を書くと脳が自動的に達成に必要なことを探し出してくれて、あなたの夢がかなうよ!と言われ、人間の脳の機能を信じることができたとしても、普段から自分の幸せについて考えていなければ、何も書くことができません。

これでいいのかな?これで合ってるかな?と他者からの評価を気にしてしまう人も多いでしょう。自分の中にしか、答えはないのに。

目標を探究するためのワークをいくつか挟めば、真面目で基礎学力が高い日本人ですから、何かしらの項目は書ける人が多いだろうと思います。

ですがそれは、自分自身の本当の気持ちではなく、パラダイムによって欲しがらされている偽の目標、あるいはとても表層的な目標になってしまうのではないかとも感じます。

insight いまの自分を正しく知り、仕事と人生を劇的に変える自己認識の力』から引用すると、

自分について考えるという行為は、自分について知ることに何の関係もなかった。それどころかいくつかのケースでは、反対の結果が確認された。内省に時間をかければかけるほど、自己認識が低下したのだ。

ということが研究でも明らかになっています。

心から達成したいわけじゃない目標を書いたって、現実はちっとも動き出しません。むしろ心の内部から湧きあがってくる本当の声に耳を傾けないと、嘘の目標に人生を振り回されることになったり、変化のない毎日に落胆してしまったり、むしろマイナスの効果を生む危険があります。

だから、参加者がどこへ行きたいかを明確にできるワークショップはとても重要な価値を持つけれど、自分がどこに辿り着きたいのかを頭で考えるワークショップを展開するのは世のためにならないなと思いました。感性から自分の中に入っていって、やりたいことを見つけるワークショップでないと。

そう思い至った瞬間、ふと頭に浮かんだワークがありました。あれ?そういうワークをひとつだけぼくは知っているぞ!?

フューチャーコラージュを看板ワークに!

それがフューチャーコラージュです。

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フューチャーコラージュは未来の理想の暮らしや、10年後の自分などを想像しながら、気になった雑誌の写真や文字を切り抜き、大きな紙に貼り付けていくワークです。ポイントは「いいな!」と思ったものを直感的に収集していくこと。意味付けは、全ての切り抜きを貼り終えた後に行います。体から入って、頭で表現するんです。ここが普段の、頭から入って、頭で表現するという流れと大きく異なります。

コラージュのワークには、慶應義塾大学大学院特別招聘准教授の井上英之さん(いのさん)がリードしてくださった高校生向けの合宿で出会いました。2014年のことです。嬉々としてコラージュ作りに没頭し、胸を張って自分の未来を語る参加者の姿に圧倒されたのを覚えています。

ただぼく個人は、カリフォルニア大学バークレー校で教えてもらったWhere I'm from Poemというワークが得意で、自己理解を目的にしたワークを行う場合は、よくコチラを使って来ました。

なのでフューチャーコラージュはすっかりその存在を忘れてしまっていたのですが、参加者が楽しみながら自分らしさを見つけることができ、かつ誰がワークショップをリードしても一定のクオリティ・満足度で完了できるのは、間違いなくフューチャーコラージュのほうです!

だからWAKUTOKIでは、フューチャーコラージュをひとつの看板メニューに掲げようと決めました!

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参加者には、まずフューチャーコラージュの作成を楽しんでいただきます。そうして出来上がったコラージュに意味を与えていくことを通じて自分自身の潜在的な欲求を言語化し、目的地を定め、いつまでに辿り着きたいのかを明確に設定していただく。

こうした一連の流れを、120~180分程度の時間の中でデザインしようと考えています!

また、上記を軸にしながら、チームビルディングの一環として相互理解を目的にしたり、組織の未来のビジョンを描くための切り口として使ったり、アレンジバージョンのコラージュワークショップも展開していきます。

今後は試しに、幾つかのコラージュワークショップを年内中に実施する予定です。日程が決まったらnoteで紹介させていただきますので、ご興味がある方はぜひお越しください!

また、ご自分の職場や組織でコラージュワークショップを実施してみたい!というご希望があれば、workshop.wakutoki@gmail.com までご相談をお願いいたします。

普段から色々考えているけど、自分が本当にやりたいことってなんだかわからないと思っている方に、このワークショップを通じてお役に立てたら幸いです。

やっと軸となるワークショップが決まり、ワクワクしているWAKUTOKIメンバーでした!

人生を自分らしく!

相内 洋輔

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きっかけはワークショップ。人と関わる中で、自分の意外な一面に気づいたり、自分の可能性に気づいたり、そんなワークショップを作っている3人トリオ WAKUTOKI。NPO法人設立に奮闘中。ここはまだまだ通り道。ワークショップについて書いていきます。マヒト、マッチ、つじっこの三人
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