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子どもの時間

古民家の前を、下校する子供たちが通り過ぎていきます。

雨が降りそうなので、みんな少しだけ早歩きに見えます。(ちがうかな?いつもこんな早さだったかな。どうだろ、わかんないです。)

こちらを見てくれる子どもが、何人かいます。そんなとき、手を振ると手を振り返してくれる、そんなやり取りを古民家をあけて毎日重ねています。

ときどき理由をつけては、道沿いまで出ていって挨拶をしようかなとも思うんです。近くで挨拶をしたこともあるんですが、これくらいの距離のほうがいいなって思い、それ以降はやらないようにしています。

だって子どもたちには、子どもたちの時間があるからね。

そこに、入り込むのもちょっと違うかなと思うんです。下校っていう時間は大人になってから、なんて自由でいい時間だったんだと振り返ることがあります。(もちろん、そうじゃない思い出もあるけれど)

大人の目のない時間、自分のしたいことをできる時間、そういう時間を大事にしたいです。

いただいたサポートは毎日古民家をあけるための費用(人件費、家賃、光熱水費など)に使用いたします。ぜひ、サポートを通じて一緒に活動をする仲間になってください。