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自己紹介 助産師のなおさんです。

助産師のなおさんです。

お産の現場に20数年立っていましたが、2016年にNPO法人を設立しました。2017年から、都内のクリニックで1day両親学級を始めその後、臨床現場を離れて4年になります。

パパさんが楽しく発見できる両親学級を作ることをライフワークにしてきました。

理由はひとつ。 

赤ちゃんの幸せのため

病院勤務では両親学級を業務のひとつとして行っていたのですが、当時はパパさんたちの真剣さが感じられなかったからなんです。

社会的にも今のような男性の育児休業に目が向いていない時期でしたから、パパさんとしても赤ちゃんの誕生は心待ちでも自分はどうすれば良いのかイメージもつかなかったでしょう。

学級に参加はしてくれるけれど、講義中は携帯を見ていたり、なかにはうとうとと船を漕ぐパパさんもよく見かけました。

どうして、妊娠期の大切なことや出産の大切な情報を見てくれないのだろう。単純にそう感じていました。なんと漫画本を持って来られるパパもいたくらいですから。

でも、とある死産をきっかけにこれではいけない!そう思ったのです。

妊娠中の異常もなく陣痛が来始めた産婦さん。でも赤ちゃんは亡くなってしました。亡くなった赤ちゃんのパパさんは「出産でこんなことになるとは思わなかった」と泣いていました。

 陣痛を感じているママさんにとっては、出産って本当に身体にとっても心にも大きなイベントです。ひとりの女性からママに変わるための通過点なのですから。

 助産師は当然のこととして赤ちゃんの命の重みとお産の場に立つ責任を常に感じています。

でも、パパさんは?

そもそもいつからパパになる?

両親学級に真剣になれないのはパパのせい?

 看護師、助産師が行う保健指導は、病気への不安を少しでも軽くし、予防に繋がる行動ができるようにするものです。

患者さんや妊婦さんが保健指導を受け入れて、自分の考えや生活習慣などを変えることを行動変容と言いますが、これができてはじめて医療従事者が行った指導は適切だったと判断するのに、パパさんは別?

それならパパさんが楽しい!と思える学級を作ろうと思い至りました。

本を読んでる暇がない、ワクワクするような内容にすればきっとパパさんも耳を傾けてくれるはずですよね。

というわけで臨床現場でパパやママが知りたいと思う学級を作ろう!

 一方、育児はママがする感がかなり強めの当時から、育児期のママさんはかなりいっぱいいっぱい気味でした。

ママさんの心を壊してはいけない!家族を悲しみいっぱいにしない!

産後の女性はホルモンの影響で必死な状態。つまり赤ちゃんのことで頭がいっぱいに陥りやすい。

それならここは、ぜひパパさん達の力に期待したい!

パパが家事や育児に参加して、二人で育児に向き合えばほんの少しでも心に余裕ができる。パパママの余裕が少し出れば、家庭には笑顔が増えて幸せになれる赤ちゃんが増えるかも!!と考えました。

こんな理由から、パパさんがつい真剣になれるような学級を作っています。

これから日常の活動を紹介しながら、LINE オープンチャットで毎日配信している「これからパパになる人のための相談室」の記事もご紹介していきます。よろしくお願いします😊




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