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お産の進み具合によって、陣痛は変わる?

  1. 変わる

  2. 変わらない。

クエスチョンの答え

① 変わるです。

お産の痛み、つまり陣痛はお産の進み具合によって変化しています。
そもそも陣痛って何がどうなって起こるのと思われますよね?
陣痛とは、子宮が収縮してお腹の中の赤ちゃんを押し出そうとすることによって発生する痛みです。

陣痛の簡単なイメージ

手に水風船(中身の水は8分目)を握って緩める。
これが陣痛がある時の子宮の動きです。
手の中の風船は、握れば小指側の隙間(子宮口)からはみ出そうとします。
これが子宮の中の赤ちゃんです。
手を緩めれば、風船はまた手のひらに戻ります。
再度ぎゅっと手を握ると、風船はまた隙間から出ようとする。
この繰り返しが陣痛です。
陣痛はママの意思に関係なく起こることです。
今からする説明には個人差あり。ですがサクッと陣痛の変化とサポートを
まとめてみました。
(もともと腰が弱いかったり、椎間板などに持病がある人は痛みの変化が異なる場合があります。)

😣お産の始まり
ウエストあたりからお腹全体が痛い。
重い生理痛くらいの痛みから、徐々に強くなります。

この時は、お腹全体や腰を優しく撫でさすったりすると効果あり!
お腹が壊したとき手でさすりますよね?あの動きです。
息を吐くときに合わせて、さすってくださいね。

😖子宮口が全開大近く
痛みはおへその下あたりから恥骨付近へ、または腰から仙骨周辺。

仙骨(お尻の割れ目ちょっと上)を挟むようにして両親指で押すと楽です。
ママが息をはいているときに押す、吸った時に緩めるようにします。
仙骨付近を湯たんぽなどで暖めるのも効果的です。
出産施設にも温め用グッズがあるので借りましょう。

😫子宮口全開大から赤ちゃんが下がってくるまで。
下腹部から肛門の痛み。
肛門に痛みを感じはじめて、排便がしたいような感じになってきます。

手のひらで、肛門を押さえると楽になる人が多いですよ。
会陰から肛門にかけて手を添えます。
ママを片方の手のひらで上の方に(体を持ち上げるくらいの力で)しっかりと押さえるほうが効果的。
手の添え方は助産師が教えてくれます。

😡赤ちゃんが産まれる直前
痛みがあると排便をする時のようにいきみが入ります。
肛門や会陰の痛みはさらに強く!
1番辛いのは肛門とよく言いますが、実はお腹もしっかり硬くなります。
この時期は分娩室に入り、肛門や会陰は助産師が押さえてくれることがほとんどです。
陣痛のたびにいきむので、ママと一緒に呼吸法ができるようにパパも練習しておきましょう。
腰の下に手を入れて呼吸に合わせて押すのもgood
手を握ってもらえると安心しますよ。

助産師は内診だけではなく、痛みがどこにあるかでもお産の進行具合を予測しているのです。

陣痛中のパパの役割はある?

「痛み」はあくまでも主観的な感覚です。
同じ陣痛でも感じ方はそれぞれ違います。
そうは言っても痛いときは心も折れそうになります。
陣痛が来てからのパパの担う役割は、実はとってもたくさんあるんですよ。
よりリアルに陣痛や付き添う人の役割を知りたいときは、毎月開催している「ママと学ぶパパ塾その3」においでくださいね。
https://douce.memberpay.jp/service/item/qr8xsnn


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