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赤ちゃんのおへそ(臍帯)はいつ切る?

  1. 産まれてすぐ

  2. 胎盤が出てから

  3. 産後24時間したら

正解は①  産まれてすぐなのです。
元気に産まれた赤ちゃんはママのお腹から出て、すぐに産声をあげます。
この産声が肺呼吸の始まりになります。
速やかにへその緒を専用のクリップで留め、クリップの上を専用の鋏で切ります。臍の緒は基本は医師または助産師が切断します。

へその緒には神経がないので、切断する際に痛みはありません。
ですが個人的にはつい「今から切るよー」と言ってしまいます。
臍の緒が切られ赤ちゃんはママから酸素や栄養をもらうことが終わります。
赤ちゃんはママのお腹の上にちょっと乗ってお顔を見てもらってから、暖かい処置台へ行き体重などを測り、処置をしおむつと産衣をつけます。(赤ちゃんの状態や出産施設によって処置の順番には違いがあることがあります。)赤ちゃんの体には5cm程度の臍の緒が残る形になります。
体についているへその緒は徐々に乾燥し、概ね1週間から10日後に自然に外れます。
乾燥した臍の緒は、気がつかないうちに取れおむつにくっついて廃棄してしまったり、沐浴の際にお湯と一緒に流れてしまい保存ができない場合に備えて、予めカットした臍の緒の一部をお渡しする出産施設もあります。

パパミッション

★受け取った臍の緒はしっかり乾燥させよう!

臍の緒の中は、膠質と呼ばれる弾力のある組織が血管の周りを囲んでいます。
イメージとしては、紐状の硬いグミのなかに血管があるような感じ。
水分を多く含むこの組織は、しっかり乾燥させないとカビが発生してしまいます。
桐箱の蓋は臍の緒が十分乾燥するまで開けておきます。
また表面は乾燥していても裏面からカビが発生することもあるので、蓋をする前には裏面も十分乾燥しているか確認してください。

パパ達は自分の臍の緒、親御さんに見せてもらったことはありますか?
私は初めて自分の臍の緒を見た時の感想は「なんだこれ⁈」でした。
カチカチに乾いて黒っぽくて干からびていました。
子どもだったせいかあまり感動はしなかったですが・・・
皆さんはいかがでしょう。
へその緒を保管する風習が日本にはあるのですが、乾燥させて保存するのは日本だけ。江戸時代から一般的な習慣になったそうです。
桐の箱は通気性がよいので昔から桐の箱で保存する習慣がありますが
最近は可愛らしい形の臍の緒入れも通販サイトなどで販売されています。

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