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誰かと話す、関わることの楽しさを知った

だっぴとの出会い

だっぴに入ったきっかけは、大学2年のときに他学部の友人から誘われたことだった。子どもと関わることに興味があった私は、だっぴに参加することに決めた。

みんなで楽しむ、みんなでつくる

だっぴに入って早速参加した、中学生だっぴ。

最初は、”地域の大人と中学生の架け橋になれるよう、自分が頑張なきゃ”と思っていたせいか、とても緊張していた。

気を張りながら何度か中学生だっぴに参加していくうちに、大人がリラックスしながらだっぴでのトークを楽しんでいることに気づいた。
大人のほうから中学生に話を振ったり、リラックスした雰囲気をつくってくれたり...助けられた場面がいくつかあったのだ。

中学生との関わりもとても興味深かった。
だっぴでのトークで、最初は緊張した様子を見せていたけれど、だんだんと明るい表情で、そして本音で話してくれるようになった姿を見ると、すごく嬉しかった。

だっぴの場は、自分のような大学生スタッフだけがつくるんじゃなくて、大人や中学生、その場にいる人みんなでつくっていくということを知った。


話したいことを話せる環境

私は元々、人と話すこと、人と関わることが苦手だ。

そんな風には見えないなんてよく言われるけれど、”自分の言葉を否定されてしまったらどうしよう...”と考えてしまう。


でも、だっぴは違った。

自分の話を否定されないし、ネガティブな発言をする人はいなかった。
そして、自分も相手のことを自然と受け止めることができた。


自分と同じようにだっぴに参加している大学生たちは、方向性はそれぞれ違うけれど、志のある人が集まっていた。

そんな仲間の存在は刺激になったし、”自分の好きを相手にはっきり伝えて大丈夫なんだ”って自信がついた。

だっぴの場が「人と話す楽しさ」を教えてくれた。

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大学時代、私は哲学を専攻していた。

とある哲学者の文章が、私がずっと抱えていたモヤモヤを消してくれた。それが哲学に出会ったきっかけだった。

研究室に遊びに行ったり、先輩が主催する読書会や、”人はなぜ生きるのか”を追求する「死生観」を色んな人と語り合う会に参加した。

”哲学”の話となると、「話しにくい」「難しい」というイメージがあって、友達同士の会話ではなかなか話題になりにくいことも多くあった。

そんななかで、同じように哲学を学ぶ人たちとの会話は自分のモヤモヤを受け止めてくれるものだったし、何より人間として1つ皮が剥けたような感覚になった。

だっぴでも大学生活でも、人と話すことが楽しい自分のことを受け止めてもらえる自分も受け止めるという経験を積むことができたのだ。


今につながっていること

社会に出ても、相手の話を受け止める、フラットに話せる場をつくることはすごく大切だと感じる。

以前は他者との関わりに抵抗感があったけれど、人と話すこと、自分がステキだなと思える人の出会いは、社会人になった今でもすごく楽しい!

だっぴは、私がこれからを生きる上での考え方を変えてくれた存在なのだ。



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