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【プロジェクト紹介】カリキュラム化プロジェクト
【知ってもらう活動】
カリキュラム化プロジェクトのご紹介
1、概要
カリキュラム化プロジェクト(#カリプロ)は、身体的重度障がい者の「地域で暮らす」のリアルを座学と体験を通して学ぶことができる5日間のプログラムです。在宅医療・福祉の充実に貢献できる人材の土台形成(地域包括ケアシステム構築の課題-2025年目標-)を目的とし、地域で暮らす当事者の生活を主軸に多職種連携の実際を学び、障がいを社会モデルで探求するカリキュラムを保健・医療・福祉専門教育課程に導入することを目標としています。
2019年度より日本財団助成事業により3か年計画で実施し、初年度はプロジェクトチーム発足と外部評価者によるカリキュラム作成を行いました。2021年度は作成したカリキュラムのモデル授業を3校で実施しています。2022年度はモデル授業開催校を拡大しカリキュラム開催のノウハウのパッケージ化と拡大のための仕組み作りを行っていきます。また、長期目標として、実体験を通したインクルーシブ教育が義務教育課程に取り入れられることを視野にいれた、中高生を対象とした体験型のプログラム展開等も計画しています。
2、詳細
地域生活の視点で学ぶ重度障がい者の暮らし~地域で暮らすを覗いてみよう~
“地域生活の視点で学ぶ重度障がい者の暮らし”カリキュラム化プロジェクト第 1 報
―実施経過分析からの成果と課題―(2021.11.13難病医療ネットワーク学会発表/優秀演題賞受賞)
1日目:講義の前に「障がいってなんだろう?」という問いを提示してからスタート!地域での生活や、地域で暮らすためのミッションなどを障がい当事者や支援者から学びます。
![LINE_ALBUM_横リハ1日目_220309](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/73877740/picture_pc_dc4f3cfe822b9bd2150b01b46cbb7441.jpg?width=1200)
2日目:現場で働く介助者や、学生時代に介助経験を積んだ医療者(看護師、PT、OTなど)から、介助の視点や疾患、コミュニケーションについて学びます。また、明日からの見学・体験に備えて、心構えや準備するものもお伝えします。
![LINE_ALBUM_帝京平成2日目_220309_0](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/73877873/picture_pc_6895d8373cc40efe0256b9a9ee02b566.jpg?width=1200)
![LINE_ALBUM_帝京平成2日目_220309](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/73877890/picture_pc_cdf2720056aeaff842a10b458b160e02.jpg?width=1200)
3・4日目:地域で暮らす障がい当事者のご自宅へ行き、見学と体験を行います。学生は当事者や介助者への質問を用意し、当事者と介助者は学生へのMISSIONを用意し、実際に生活をともに過ごします。(期間中、スタッフが一度巡回をします)
![LINE_ALBUM_帝京平成見学体験_220309_0](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/73877978/picture_pc_d46fde768c310d2b1a7a844e4f984957.jpg?width=1200)
![LINE_ALBUM_帝京平成見学体験_220309_1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/73877988/picture_pc_6c2f1d55ea78cced33d66f5c3242b522.jpg?width=1200)
![LINE_ALBUM_横リハ見学体験_220309_0](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/73877995/picture_pc_d8ea691e0e46bd79fa022917584b92b3.jpg?width=1200)
5日目:2日間の座学と2日間の体験を終え、自分たちの感じたことや実践したことをグループワークで共有します。そして、改めて「障がいってなんだろう?」と考えていきます。
![LINE_ALBUM_横リハ4日目_220309](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/73878126/picture_pc_eee38362b7362dbf2d11d7a42bf9edc9.jpg?width=1200)
3、参加学生の声
・重度障がい者の方の1人暮らしの介助見学という、日常的には知る機会のない体験に参加できてよかった。
・実際に地域で暮らす人を身近に見て、障がいがある方も楽しく私たちと変わらない生活を送っているということが知れて、障がいに対する考えがかわった。
4、学生受け入れ当事者の声
・実際にヘルパーとして働いてくれることになった学生がいて、とても良いカリキュラムであると思います。ありがとうございます!
・アルバイト前の見学と違って、気軽に来ていただけて繋がりをもてるので、「体験」というものが両者にとってとても良かったと思います。
・障がい当事者の生の生活を知ることは、社会で病院に勤めてしまったらなかなかできないことだし、こういうカリキュラムがどんどん増えていってほしい。
8/16から1週間にわたって開催された
— NPO法人 境を越えて@公式アカウント (@sakaiwokoete) August 28, 2021
“地域生活の視点で学ぶ身体的重度障がい者の暮らし”~ #地域で暮らす を覗いてみよう~"
の現場実習の様子です☺️
以下が現場講師(障害当事者)の感想です
”コミュニケーションを沢山取ってくれて安心した”
”医療関係者にもっと在宅のことも知ってほしい”
(続く) pic.twitter.com/m6lU627oEF
5、募集
NPO法人境を越えてでは、
①学生の体験受け入れに協力してくださる重度身体障がい者の方
②カリキュラムとして取り入れてくださる大学、専門学校など
を募集しています。
是非、ご連絡をお待ちしております!!!
6、今後の発展
来年度は新規学校や医学部での開講と、中学生向けのプログラム準備&開講を行ってまいります。
カリプロの目標である「義務教育の中に組み込んでいくこと」を目指し、内容を深めながら実践していきます。
7、お問い合わせ先
メールアドレス:info@sakaiwokoete.jp