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境を越えてフォーラム2023~介助者だって当事者だ。Vol.3~

今年もやってまいりました!

境を越えてフォーラム2023!

2021年から3回目を迎えるフォーラムですが、今年も「介助者だって当事者だ。」をテーマとして開催いたします。

重度身体障がいの当事者と介助者が一緒になって語り合う、他ではなかなか見られない、少しエッジの効いたトークイベント!

今年はどんなイベントになるのでしょうか…♪

会場定員が昨年よりも増えていますし、会場でしか見られない展示・関係者たちの本の販売もありますので、ぜひ会場にも足をお運びください☆

概要

  • 締切:6月15日(木)

  • オンライン参加の方もお申込みが必要です。

  • YouTubeのURLはすべてのお申込者に、6月16日(金)にご案内します。

  • チケットサイトからのお申込みが難しい方は、下記メールでも受け付けています。

  • sakaiwokoete2019@gmail.com

  • 同行者(介助者、家族)2名まではご本人分のチケットで大丈夫です。
    3名の場合はプラス1人分、4名の場合はプラス2人分お申込みをお願いいたします。(小さいお子さんはお申込み不要です)

  • お申込みいただいた方には、アーカイブ配信を準備でき次第ご案内いたします。当日視聴できない方はご活用ください。


*今年も日本財団の助成を受けて開催いたします。


タイムスケジュール

12:30~    受付開始
13:00~13:20 オープニングトーク
13:25~13:55 Youはどうして介助者に?
14:00~14:30 今こそ語り合おう、情動制止困難のこと。
14:30~14:50 休憩
14:50~15:20 これって、あるある?介助をめぐる私のモヤモヤ。
15:20~15:35 お知らせ
15:40~16:00 クロージングトーク
   ~17:00 会場開放

プログラム

オープニングトーク

このフォーラムも、ついに第3弾。
「介助者だって当事者だ。」と私たちがこだわりを持って言い切るその理由を、語っていただきます。フォーラム全体の屋台骨になる2人のトークです。ぜひお見逃しなく!

小田 瞳(おだ・ひとみ)さん
・重症筋無力症と多発性硬化症の当事者
・医師であり、小1の息子をもつ母。昨年は公認心理士の資格を取得。

岡部 宏生(おかべ・ひろき)さん
・ALS(筋萎縮性側索硬化症)当事者
・訪問介護事業所を経営し、自分と複数の利用者に介助者や学生介助者を派遣している。


Youはどうして介助者に?

ようこそ、介助の世界へ!
でもどこで知ったの?
なにが決め手だったの?
地域で暮らす障がいのある人を支える仕事に辿り着いた3人をお呼びして、"テレ東のあの番組"さながらの雰囲気で、若者が見た「介助のリアル」を掘り下げていきます。

山下 唯(やました・ゆい)さん
・社会福祉を学ぶ大学1回生
・京都でALS当事者のパーソナルアシスタントをしている

木佐貫 真美(きさぬき・まみ)さん
・介助者、サービス提供責任者
・鹿児島で多くのALS当事者を担当している

琴 向芽(くむ・ひゃんあ)さん
・介助者、相談支援専門員など
・自立生活センター・東大和勤務


今こそ語り合おう、情動制止困難のこと。

これまでのフォーラムでも話題になった、「情動静止困難」のこと。
「語りづらい話題だけど、この団体が語らずして誰が語るんだ!」。
そんな想いで、「情動静止困難ってなに?」という方から、今まさに困りの中にいる方まで、多くの人に知ってもらい、考えてもらう時間を作りました。

山田 康子(やまだ・やすこ)さん
・訪問介護事業所代表、現場にもたくさん入る
・当団体の“介助者の会”メンバー

石井 純(いしい・じゅん)さん
・ALS(筋萎縮性側索硬化症)当事者
・家族や支援者に情動制止困難の症状が出てしまうことにより、関係構築に悩んでいる

渡邉 江梨(わたなべ・えり)さん
・介助者、コーディネーター
・2022年2月より石井さんの担当コーディネーターとなった

岡部 宏生(おかべ・ひろき)さん
・オープニングトーク同様
・学会にて情動制止困難の発表を行う
・情動制止困難の研究チームを発足


これって、あるある?介助をめぐる私のモヤモヤ。

人と人が、暮らしの中で長い時間、関係を持ちつづける介助の現場。
もちろんその過程で互いに悩みは尽きないし、人には言いにくいことだってある。
当事者と介助者が揃って登壇し、意外とこれまで話題にできなかった、"モヤモヤ"や"あるある"を本音で語り合います。

増田 英明(ますだ・ひであき)さん
・ALS(筋萎縮性側索硬化症)当事者
・日本ALS協会近畿ブロック会長
・パーソナルアシスタントたちと生活&活動を精力的におこなう

ユ・ジンギョンさん
・増田さんの元パーソナルアシスタントで、現在は活動のサポートをしている
・介助者で、同事業所所属の学生介助者のフォローも担う

政岡 涼香(まさおか・すずか)さん
・大学を卒業してすぐ増田さんの介助に入り、2年目となる

朝霧 裕(あさぎり・ゆう)さん
・ウェルドニッヒホフマン病(脊髄性筋萎縮症/SMAの病型のひとつ)当事者
・歌や表現が大好きで、7月27日には仲間たちと「きかせてよきみのことコンサート」を開催する
・介助者のMIYUKIさんとともに登壇

小田 政利(おだ・まさとし)さん
・筋ジストロフィー当事者
・自立生活センター・北代表
・仲間や介助者らと、映画や居酒屋を楽しむ

深田 耕一郎(ふかだ・こういちろう)さん
・社会学者、女子栄養大学准教授
・学生時代に、新田勲さんと出会い介助者となる。同時期より小田さんの介助も始め、現在も月1回程度夜勤に入っている。


クロージングトーク

最後はいつものこの2人!
Bar境のママ&マスターの2人が、気分はほろ酔いで各セッションを振り返りながら、参加者の質問にもザクザクとお答えします!

伊藤 弾(いとう・だん)さん
・Bar境マスター
・SMA(脊髄性筋萎縮症)当事者
・英会話教室の会社を立ち上げ、オンラインや対面で英語を教えている

穂高 優子(ほだか・ゆうこ)さん
・Bar境ママ
・コーディネーターとして活躍し、コーディネーター育成にも尽力している


企画・進行より

御代田 太一(みよだ・たいち)さん
・学生時代に「障害者のリアルに迫るゼミ」で岡部らと出会う
・3年間滋賀県にある社会福祉法人の救護施設で働き、現在は同法人事務局で働く

「介助者だって当事者だ。」もついに第3弾。
第1弾から応援してくれている方も、今回初めてという方も、「一歩踏み出してみようかな」と前向きな自分を見つけられる3時間になるはずです。
当事者、介助者ごちゃまぜの総勢18名の登壇者と、相変わらずの過密スケジュールですが、思いっきりお届けします!


会場について

  • 秋葉原UDX(南ウィング4階)UDXギャラリー

  • エレベーターは同ビルの“アキバイチ”のほうにあります

  • 同ビル内に地下駐車場があります

  • 多目的トイレは1~5階に2か所ずつあります

展示コーナー、物販コーナー、イベント後の交流タイムがあります!
定員80名ですが、ぜひ会場にもいらしてください♬


展示コーナー

今、三陸から。そして私から。

2023年春。私がALSを発症する以前、東日本大震災のボランティアとして通っていた南三陸〜気仙沼を、私は私の大切な友人達と車椅子で旅しました。ここにある自然、震災前から続く人の営み、そして魅力的な人びと。私は友人達と共に、ここでの時間を過ごしたかったのです。

旅の途中で再会した言葉「We haven't lost it all.」(私たちはすべてを失ったわけではない)をキーワードに、写真と映像で旅の時間を綴ります。

produced by 佐藤裕美

三陸の海を並んでみつめる佐藤さん(右)と理事長岡部(左)


後援団体

お問い合わせ

sakaiwkoete2019@gmail.com

他にも様々な活動をしているので、他記事もぜひチェックしてみてください☆
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