塀の中と外を媒介するツールとして―NPO法人マザーハウス会報「たより」2022年10月号Pick Up
NPO法人マザーハウスは、受刑者・出所者の社会復帰支援をする団体です。私たちは会報誌「たより」を毎月発行しています。
塀の中の受刑者から寄せられた手紙(便り)や絵、社会にいる私たちから送りたいメッセージなどを掲載しています。今回は2022年10月号の内容をご紹介します。
「受刑者と共に捧げるミサ」菊池大司教からのメッセージ
この時期に恒例となりつつある「受刑者と共に捧げるミサ」が、今年も、マザーハウスの主催で、10月8日午後2時から、カトリック麹町教会で捧げられました。
以下、このミサで行われた説教の原稿からの抜粋です。
元受刑者による特別講義 学生たちが感じたこと
マザーハウス代表の五十嵐が専修大学法学部で昨年12月に行った「法社会学Ⅱ」での特別講義に、学生さんたちが感想を寄せてくださいました。7~9月号に続き、その一部をご紹介します。
「塀の中のたより」~受刑者からの手紙~
受刑者から私たちのもとに届いた手紙のうち一部を抜粋してご紹介します。なお本人の許諾を得て掲載しています。
編集後記
私がNPO法人マザーハウスに広報チームとして関わるようになって、半年余りが経ちました。その業務の一つが、この「たより」のPick Up記事の作成です。
それまで、自分の生活のなかで受刑者や出所者のことを考えることはほとんどありませんでした。たよりを読むことで、毎月受刑者や出所者を取り巻く環境に思いを馳せています。
このように、たよりが塀の中と外を媒介するツールになっていけたらうれしいです。
執筆:黒木萌
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ご支援の方法②口座への直接振込でのご寄付
ご支援の方法③マザーハウスオンラインショップでの、フェアトレードコーヒー「マリアコーヒー」等のご購入支援
マザーハウスでは活動の一環として、「マリアコーヒー」を販売しております。マザーハウス事務所にて、元受刑者が販売に携わっており、収益金は受刑者の更生・社会復帰支援等に使用いたします。
ルワンダから仕入れたフェアトレードのコーヒーであり、生産地ルワンダの生活や産業の発展にも貢献しています。マリアコーヒーが使用しているルワンダコーヒーは、日本国内のコーヒーシェアにおいて大変貴重な希少種でありながらも、近年の世界中のカッピングコンテストでは上位入賞の常連です。
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