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呼吸と不安〜希望が湧き出す体へ

月イチ無料配信「Monthly Live」2024年7月。撮影しながら、書き起こした即時録です。さっと流れをつかんで、実習や詳しいお話は、動画をどうぞ。

2024/7/10 天野泰司 (NPO法人気功協会 運営責任者)
 於: Youtubeライブ配信  まとめ(純) 


呼吸と不安の結びつき

今日は「呼吸と不安」。不安は、裏返すと希望になる。

高温多湿の時期、呼吸が不活発だと過ごしにくい。
不安も湧いて来やすいので、それを取り除いていこう。
「心の平和シリーズ」ももう2年、ウクライナの頃から始めたが、まだ戦争が終わらず他処でも勃発。
私たちの心にある、葛藤のもとを自分で除いていこう。

不安を取り除くことは大切。
「呼吸と不安」は結びついている。息が吐けない、吸いにくい、呼吸は生死につながるので、不安が大きくなりやすい。
吸いにくいのは、首のこわばりから、全身が縮んで固まる。

もうひとつは、次々に先のことを思い浮かべる不安。
行動は積極的だが動こうという意志が働き続け、休む感じがしない。
胸は開いているが閉じる気がしない。胸の緊張が抜けず、ほっとできない。明るく積極的ではきはきした、アナウンサーやスポーツマンのような
表に立つ方に、実は不安があったりする。

動きから、呼吸を楽に

そる、丸まる、それが柔軟である状態。やわらかく息が出入りする、豊かな呼吸が保たれていると、不安は浮かんでこない。

呼吸のキャパシティが狭いと寒暖差がこたえる。吸う、吐くの範囲を広げていくことで楽になる。

後頭部てあて
頭は発達のもと。受胎した細胞から、頭という原型ができて
背骨、神経と頭から末端へ発達していく。それをやり直す。
頭部の元気の元は、原初的な脳の部分。いのちを支えているのは後頭部、
後頭部は呼吸の急処。
軽く手をあてる。出っ張りの周囲、ぼんのくぼより上。
整体では「頭部第五」、延髄へ気が通っていく。
気が集まると力になる。

尾骨のてあては眠りが浅い時に。動物もしっぽを巻き込んだりする。
腕の付け根、みずかき。
うむねほぐし (野口三千三)
丸まる、そる
首、鎖骨の窪み、肩回し
この時期は呼吸のしんどさが出てくるため、調整しやすい。
こうしたことを行なって、休むとよい。

足の裏側をのばす
立ってうごくー心がおちつく やさしい気功

この流れは、呼吸器を整えるフルコース。
呼吸が苦しい、不安が多いなどの人は続けてやっていくと、
機能を丈夫にしていくことができる。

呼吸は寝ているときもしている。無意識的トレーニングは重要。
湿度でしんどいから、からだが元気になろうとして変わる。

立って動く〜ゆすりなど


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禅密気功と野口晴哉先生の整体の観察を結びつけ伝えることは、天野のライフワーク。その全面展開、2024年のメイン講座です。
自分の中枢に気を集めることの意味。自然に5ヶ月かけて、身につくように。


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