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未来をあきらめるたびにご馳走にありつける。
そうやって長々と生きながらえてきた。
諦めた未来は灰になって着々と降り積もった。
もう諦める未来もそこをついている。
施される最後のご馳走を目前にして。
刹那。
休符。
再びブレイクアウトする機会は訪れるのかな?。
もう不安という観念もない。
灰は美しくも醜くもない。
あらゆる事象の残滓。
意味とか意義とか剥奪されたもの。
ものという意味さえなくなっちゃってる。
灰になる未来がなくなれば。
未来を抱えていた身体そのもの。
現在に存する身体が灰になる。
現在が灰になる時。
自身の時間のネジはパチンと弾け飛んで凍結される。
これが自分の結果。
ただしこの結果を自分で振り返ることはできないんだなあ。

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