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4月25日/2023

新緑の淡いグリーンのパレットに藤の紫色が点在して渋い夏色。中央道に入り山腹の山の色合いが心地よい。5時前に車出してガソリン充填して出かけてきた。あたりはもうすっかり日が差していて車が山の中に吸い込まれていくような感覚に陥る。今日の天気は心配していたのだけれど、思いの外天気に恵まれているようだ。笹子トンネル過ぎて甲府過ぎ南アルプスや八ヶ岳が見えてくると、藤の花の渋い夏色から淡く華やかな桜の花の彩りに変わってくる。こちらは季節は夏にはまだ至っていないみたいだね。さて、今日はというと、これから八ヶ岳の北横岳に行こうとしている。南諏訪インターで中央道を降りて北八ヶ岳ロープウェイへ。ロープウェイで一気に標高上げて、そこから1時間半ほどで頂上の手抜きの楽チンコース。南諏訪インター降りると八ヶ岳や南アルプスの勇姿が眼前に現れる。ビーナスラインも遠くに見える。胸が踊るよ。もうちょっといい季節になったらビーナスラインに行ってみよう。そんなこと言ってたら、めちゃ混みの季節になっちゃうのかな?。それは願い下げかも。それはさておき本日は八ヶ岳だ。車はどんどん山を駆け登り。ロープウェイの駅&駐車場に到着。ここめちゃ広いじゃん。あまりに広過ぎて車をどこに停めていいか戸惑う。営業時間は8時40分と書かれている。現在時刻は8時ちょっと過ぎたところ。狙って来たわけじゃにけど、ちょうどいい時間に着いた!!。靴を履き替えて身支度してロープウェイの乗り場へ。往復チケット、2100円で購入して始発を待つ。これに乗るのはあと老夫妻の一組だけらしい。スキーシーズンも終わり、ゴールデンウェークもまだだし、今が一番空いているのかな?。あの広い駐車場も今はガラガラだけどやがて満杯になる時期が来るんだろう。まあ、こんな感じに空いているのは大歓迎だけどね。ロープウェイに乗り込む。めっちゃデカい!!。100人乗りだとか。身延山のロープウェイとか高尾山や大山のケーブルかーぐらいしか乗ったことないから、このスケールの大きさにびっくりだわ!。発車時刻が到来して車体がゆっくり動き出す。車体が大きいせいか思ったより揺れない。正面に南アルプス。左に八ヶ岳、その反対には北アルプスとビーナスライン方面。確かにすごい絶景だ。おまけに車内は乗務員を乗せても4人だけ。あちこちに席移動して風景を満喫できる。今日は眠いけど出かけてきてよかった。そんな思いを胸にしているとあっという間に山頂駅に到着。目の前に2000メートル越えの景色が現れる。もうここは樹林体に覆われた優しい自然の風景はない。低木の針葉樹や岩がゴロゴロ転がった荒々しい世界。北横岳→の標識に従って歩き出す。ここから北横岳の頂上までは1時間ちょっと、往復3時間ぐらいのコース。のんびり風景堪能していこう。おまけに人もいなっそうだし。ゆるいとお散歩コース。ベンチが設えられた休憩のポイントもすぐに現れる。こんな感じで上まで行けるのかな?。これはご褒美トレッキングみたい感じ?。そんな感じで進んでいくとここから先は登山の装備のない方は引き返してくださいの表示。ん?。これの意味するのはどの程度なのかな?。道はここまでとさほど変わらないような気がするけど、その装備の中には登山靴、非常用の灯り、水、食料。。。とあったかから、それは持ってるし、OKだよね。進む。足元に雪が現れる。現れただけじゃない。しっかり雪道になってきた。ロープウェイから地上に雪が降り積もっているのが見えて心配だった。ここにきてまだ雪山登りか。キツイな。とはいえ来ちゃったものは仕方がない。それにこの道を滑り止めなしに進んでいくのは無理。早速、その辺の岩に腰を下ろし、ストック一本出して、チェーンスパイクを装着。今年何度目の登場だ?。これで最後にしたい。でも、ま、雪対策したから安心して進める。ちょっと水を口に含んで歩き始める。今まで道から一変。雪はさらに深く、険しい登りに突入。こんな雪山はあんまり経験したことないぞというぐらい。チェーンスパイクで乗り切れるか?というぐらい滑る。おまけに雪を踏み抜いたらどこまで落ちる?という感覚。これは気をつけないとね。安楽な気分でやってきたから尚更のこと。(続く)

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