フエギアという香水
FUEGUIA 1833
この名前を知っている人はきっと香水が好きな方だと思います。
フエギアとは調香師のジュリアン・ベデルが2010年に立ち上げた香水メゾンで、海外ではニューヨーク、ミラノ、ブエノスアイレス、チューリヒに店舗を構え、日本では六本木のグランドハイアットのロビーの一角にひっそりと佇む、知る人ぞ知る香水メゾンです。
薄暗く独特の雰囲気を漂わせる店内には100種近くの香水瓶がずらりと並び、そのひとつひとつにかぶせられかたフラスコから香りを試すことができます。
2019年の10月からは新宿伊勢丹でも取り扱いが始まり、伊勢丹限定のビタコラコレクションというセットが販売されました。
これはウッディ、フローラル、グリーン、グルマン、レザーなどのテーマごとに15mlの香水を5本セットにしたもので、どの香りを買ったらいいか分からない初心者の方や、いろんな香りを試したいという愛香家の方にピッタリのセットだと思います。
今回僕が購入したのは「Tokyo」というセットです。
木箱には15mlのミニサイズ香水5本と、ムエット(試香紙)が納められている
BITÁCORA COLLECTION TOKYO
Juan Manuel - Floral / Rose
La Bonita - Gourmand / Floral
La Cautiva - Musk / Fruit
Muskara Phero J. - Musk / Intimate
Valle de la Luna - Powdery / Sandalwood
フローラル、グルマン、フルーツ、ムスク、ウッディとバランスの良いセット内容になっており、どの香りも明るく美しいフエギア独特の雰囲気を持っていると思います。特にフエギア初体験の人にお勧めしやすいのが「Tokyo」のコレクションではないでしょうか。
僕はカシスの香りが甘く広がる「La Cautiva(ラカウティーバ)」がお気に入りです。
もう少しで長かった冬も終わり、明るい色の服を着たくなるこれからの季節に、人とは違う香りで一足先に香りの衣替えを楽しんでみませんか?
写真:Nikon Z 7 + Nikkor Z 85mm f/1.8 S
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