見出し画像

LE LABO CITY EXCLUSIVE

今日!LE LABOの新店舗が京都の新風館にオープンしますね。話題のショップも多くすでに注目のスポットになっているようです。新風館は「ACE HOTEL」が入ったことでも話題になりましたね。

「LE LABO」はオーダーごとにボトリングするメイドトゥーオーダーで有名なニューヨークのフレグランスブランドです。現在、日本には東京代官山、日本橋三越、GINZA SIX、大阪は阪急梅田に店舗を構えています。京都店は国内5店舗目になります。

今回は、LE LABOが店舗を展開する都市をイメージした限定の香り「CITY EXCLUSIVE」について、実際にその街に行って購入した5種類の香りを紹介します。

TUBEREUSE 40 / NEW YORK

Launched in 2006 / Perfumer: Alberto Morillas

ニューヨークの香りはチュベローズです。CITY EXCLUSIVEの第一弾の香りでもあります。この香りはニューヨークのビジネス街を颯爽と闊歩する凛とした女性をイメージさせます。トップのフレッシュなオレンジフラワーとベルガモットのシトラスの香りに始まり、次第にジャスミンやチュベローズのフローラルな香りに変化していきます。このボトルはニューヨークのACE HOTELのLE LABOで購入しました。チュベローズは女性的なフローラルですが、こちらはシトラスが強いので男性でも使える香りだと思います。

POIVLE 23 / LONDON

Launched in 2008 / Perfumer: Nathalie Lorson

ロンドンの香りはポアブル(コショウ)の香りです。分厚いウールのコートを着たロンドンの紳士がこの香りをつけていたらカッコイイだろうなと思います。トップはコショウの香りが弾けますが、すぐにバニラとラブダナム、サンダルウッドの香りに変化します。これがとてもお寺の香りなんです。線香ではなくてお寺の伽藍を思わせる香りです。ロンドンは大好きな街で何度も行っていますが、なぜロンドンがコショウなのかよく分かりません。このボトルは大好きな街ショーディッチにあるLE LABOで購入しました。ちなみにロンドンのACE HOTELも同じショーディッチあります。

VANILLE 44 / PARIS

Launched in 2007 / Perfumer: Alberto Morillas

パリの香りはバニラの香りです。パリの甘いスイーツを連想するとまるで違うウッディでスモーキーな渋いバニラです。トップはオレンジの香りをわずかに感じますが基本的にシングルノートで香りの変化は少なめの印象です。少しスパイシーに感じるような気もします。このボトルは有名ファッションブランドが軒を連ねるパリのサントノーレ通りの路面店で購入しました。プランタンなどの百貨店でも買えますが路面店は雰囲気があっておすすめです。

BIGARADE 18 / HONG KONG

Launched in 2019 / Perfumer: Unknow

香港限定の香りはビガラード(ビターオレンジ)の香りです。年間を通して暖かく湿度も高い香港はにはシトラスの香りが似合います。ルラボの共同創設者エディ・ロスキー氏の家族が80年代に移住していた香港のホテルの廊下で感じた庭と潮風の香りがコンセプトになっているそうです。トップはネロリがガツンときます。ベースのアンバーグリスとムスクにより非常に長く香りが持続します。香港のLE LABOはITCモールと路面店の2店舗がありますが、どちらの店舗も売り切れていたので、後日日本で購入しました。

GAIAC 10 / TOKYO

Launched in 2008 / Perfumer: Annick Menardo

以前、noteにも書きましたが、東京限定の香りはガイアックウッドです。この香りは店舗の外で香りをテストすることをおすすめされるほど繊細な香りです。檜のようなあたたかみのあるガイアックウッドとシダーウッド、4種類のムスクなどわずか10種類の香料で調香された侘び寂びの思想を感じさせる美しい香りです。CITY EXCLUSIVEのなかで最も売れているのがこのガイアック10と聞いたことがあります。

普段は現地でしか購入することのできないCITY EXCLUSIVEですが、おそらく今年も日本にCITY EXCLUSIVEが一堂に集結する機会があると思うので、チャンスがあったらぜひ試してみてください。(ちなみに2019年は9月でした)



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?