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11w3d:予定日まであと200日…長い…

不妊治療&妊娠の経過@ドイツ
1回目:採卵&IVF&移植→陰性(採卵4つのうち2つ受精、1つ凍結)12月頭
2回目:移植のみ→陰性(採卵なし/前回の残りの凍結胚を移植)1月末
3回目:採卵&IVF&移植→陰性(採卵10個からの、1個移植3つ凍結)3月
4回目:移植のみ(2つ)→陽性 →検診で心拍確認(8w)→今11w


婦人科での初回検診+不妊治療センターでのラストアポの後、9w、10wと2週続けて検診を受けた@婦人科。

今回はプライベート保険適用のクリニックのせいか、検診回数が多い気がする。普通この時期は4週間に1回では。高齢なのでリスクがあるせいか。
9wの時の検診では、憧れのmutterpass(ドイツの母子手帳)をもらえて感慨ひとしお。3年前に流産した時は、もらえる予定だったその日の検診でダメなことが分かったので。今回は前回の週数を超えることができた。それだけでも、有難いことだ。

過去検診でのこれまでの大きさ記録
7w5d:1.41cm(クリオネに似ている)
8w1d:2.00cm(まだクリオネ)
9w2d:2.63cm(両手両足がちょこんとついていて、二頭身)
10w5d:3.77cm(手足がぐんと伸びて、人っぽい)

直近10w5dの時の検診では、長く伸びた足も見えたので、先生が動いている様子を見れないか画策してくれたが、ずっと寝ていたようで微動だにせず。心拍はあるので大丈夫、とは言われながらも、動いていないわが子は大丈夫なのだろうか…とここでもまた心配になってしまう。

Fetal Doppler (≒エンジェルサウンド)を買う

12週から聞こえるというドップラー。ドイツで初めてe-bayを利用し、20€でゲット。Amazonでも売ってたし、本家エンジェルサウンドもあったけど、50€や100€出す気になれなくて、安価品を購入。届くまでにすったもんだあったけど、なんとか到着。

二晩試してみた結果…。臍帯音という、「シュン!シュン!シュン!」という音は聞こえるものの(これも違うかもしれないけど)、心音は全く聞こえない。まだ聞こえずらい週数だし、と思うものの、すこーしだけ不安にはなる。安心するために買ったのに。落ち着け自分。

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気長に試してみよう。

…と下書きのまま、3日目試してみたら、聞こえた!心音!
153bpmで、私のおへそよりずっと下、左側に。もうほぼ恥骨のあたり。ちゃんと心臓が動いているんだな…ありがたい…。寝る前の楽しみになった。

体の調子

・つわり(的なもの)
9wくらいまで、何が食べたいのかよく分からない、果物とヨーグルトをひたすら食べる、特に助かったのがスイカ。買ってすぐに切ってタッパーに入れて保存し、いつでも食べれるようにしている。
11wの今も、相変わらず食事のことを考えること自体がおっくう。食べることが何より好きなのにな。
とはいえ、多くの人が吐いたり一日中寝ていないとダメだったりしている中で、私のこれは、かなり軽いのだと思う。有難い。

・息切れ、めまい
毎日の犬の散歩でさえ、後半わりとしんどくなる。息が切れてきて、速度も遅くなるし、なんとか一歩一歩踏み出す、のような感じになる。
病院に行ったり、3駅くらい電車にのるスーパーに行ったりする時も、水を入れた水筒を持参しないと、途中で気持ち悪くなり体がつらくなる。
また、血液が子宮に持っていかれているらしく、立ち眩みや軽いめまいなども。

・体重
食べる量が格段に減った(何食べたいのかよく分からないので)ので、妊娠発覚から今までで4キロ減った。それでも全然標準体重のど真ん中なので、これでちょうどよいくらい。12キロ~くらいは増えても大丈夫な範囲だが、元々体重あるので、+7キロくらいに抑えたいな~等とほのかに思うが、なにはともあれ胎児の健康第一で。

比較的体調が良いので、Youtubeにある軽い有酸素運動や上半身&下半身(腹筋以外)の筋トレは定期的にやっている。特に腕/背中/お尻は、お腹に負担もないし鍛えておいて損はないので、少しずつ…。
ランニングもできないし(できるのかもしれないが、念のため)、身体が疲れやすくなっているのはあきらかに運動不足だと思うので、少しでも体力をつけるためには動かねばならないと思っている。

次の山場はNIPT

12wの終わりに、3D超音波とNIPTを受ける。通っている婦人科ではできないので、紹介してもらった近くのクリニックへ予約している。夫と2人で行く。安定期に入る前の、ここが大きな山場となる。

道徳的に、価値観的に、色んな考えがあるトピックスではあるが、私たちは陽性が出たらどうするかは決めている。「他にも山ほどある疾患+生まれてからでさえ起こる数多の病気+健康でもその子がどんな人間になるのか未知数」、という中で、染色体異常のみがこのテストで分かることに、いったいどれだけの意味があるのか。だから、もちろんテストを受けない人も多数いるのは分かっている。

でもしかし、不妊治療中からずっとこの件を私なりに考えた結果、答えがある。きれいごとではなく、共に生きるのは私だ。

最近は、夫はあまり心配していない様子だが、私はやはりずっと心配だ。もちろん信じたい。ここまでもいくつかあったであろう山場を乗り越えてくれている命だから、大丈夫だと思いたい。しかし、頭の半分は冷静に、その可能性の場合を常にシミュレーションしている。


※ちなみにドイツでは、NIPTをはじめとする出生前診断はかなりポピュラーで、私も先生に軽く当然のように予約を取るよう言われた。高齢ということもあるが、それに限らない様子だ。しかし、12週を過ぎた堕胎は、基本的には違法である。親の精神状況や生活を脅かすおそれがある場合はその限りではない、という解釈で、実際には行われていると聞くが、必ずカウンセリングを受けなければならないし、おそらく日本ほど単純工程ではいかない。

次のnoteはそのテストの後、ないしは結果が出た後にしようと思う。


本当に、私だけではなく、全ての妊娠を望む人、そして妊娠をしている人、色んな状況に直面している人、皆がうまくいくこと、または次の光が見えることを、願わずにはいられない。そんなこと無理なのは分かっているけど、悲しいことはもう、勘弁してくださいと心から神様(か誰か)に伝えたい。頼むよ神様(か誰か)…。

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