Docker 入門 (2) - コンテナイメージの作成
以下の記事を参考に書いてます。
・Sample application | Docker Documentation
前回
1. はじめに
「todoリスト」のサンプルアプリ(Node.jsで作成)から、「コンテナイメージ」を作成する手順を説明します。
2. サンプルアプリのソースコードの準備
サンプルアプリのソースコードを準備します。通常は、リポジトリのクローンになります。
以下からプロジェクト全体をpull、またはzipでダウンロードします。
3. コンテナイメージの作成
コンテナイメージの作成手順は、次のとおりです。
(1) 「package.json」と同じフォルダに、「Dockerfile」という名前のファイルを作成し、以下のように編集。
# syntax=docker/dockerfile:1
FROM node:12-alpine
RUN apk add --no-cache python g++ make
WORKDIR /app
COPY . .
RUN yarn install --production
CMD ["node", "src/index.js"]
命令は、次のとおりです。
・FROM : ベースイメージ
・RUN : コンテナイメージ生成時に実行されるコマンド
・WORKDIR : 作業フォルダ
・COPY : コピー
・CMD : コンテナイメージ開始時に実行されるコマンド
Dockerfileのリファレンスは、以下で参照できます。
(2) 「docker build」で、コンテナイメージを作成。
$ docker build -t getting-started .
パラメータは、次のとおりです。
・-t : コンテナイメージ名
・. : 現フォルダでDockerfileを探すことを指示。
(3) 「Dockerダッシュボード」でコンテナイメージ「getting-started」が追加されたことを確認。
4. コンテナの開始
コンテナの開始手順は、次のとおりです。
(1) 「docker run」で、コンテナを開始。
$ docker run -d -p 3000:3000 getting-started
(2) ブラウザで「http://localhost:3000」を開く
todoリストの画面が表示されます。
(3)「Dockerダッシュボード」でコンテナ「getting-started」が実行されていることを確認。
次回
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