GitHub Pagesによる静的サイトの公開
「GitHub Pages」による静的サイトの公開方法をまとめました。
1. Github Pages
「Github Pages」は、GitHubによる、静的サイトのホスティングサービスです。無料で利用できますが、サイトのリポジトリを非公開にしたい場合は有料になります。GitHubのアカウントがあればすぐに静的サイト(HTML/CSS/JavaScript/画像など)を公開できます。URLは「https://<ユーザ名>.github.io/<リポジトリ名>」になります。
2. 使い方
(1) GitHubにリポジトリを作成。
(2) ローカルにGitHubリポジトリをクローン。
$ git clone <GitHubリポジトリのアドレス>
(3) ローカル環境で静的ページを作成し、Gitのインデックスに追加。
クローンしたフォルダ内に「index.html」を作成し、「git add <ファイル名>」でGitのインデックスに追加します。
◎ index.html
<html>
<head>
</head>
<body>
Github Pages Sample
</body>
</html>
$ git add index.html
(4) 変更結果をローカルリポジトリにコミット。
$ git commit -a -m "add new file"
(5) ローカルリポジトリの変更をリモートリポジトリに反映。
$ git push origin master
(6) GitHubリポジトリの「Settings → GitHub Pages → Source」で「master branch」を選択。
(7) ブラウザで「https://<ユーザ名>.github.io/<リポジトリ名>」にアクセスして公開されていることを確認。
3. GitHub Pagesに更新が反映されない
master branchにコミットしてすぐにGitHub Pagesに反映されるわけではありません。1〜2時間ほどかかります。URLの末尾に「?version=<コミットID>」を付けることで、最新版を確認することができます。
https://<ユーザーID>.github.io/<リポジトリ名>/index.html?version=<コミットID>
「コミットID」は、以下のコマンドで確認できます。
$ git log
【おまけ】 gitコマンドまとめ
◎ GitHubリポジトリのクローン
$ git clone <GitHubリポジトリのアドレス>
◎ 管理下へのファイルの追加
$ git add index.html
◎ 管理下のファイルのコミット
$ git commit -a -m "add new file"
$ git push origin master
◎ 管理下のファイルの確認
$ git ls-files
◎ コミットの確認
$ git log
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