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Oculus Quest 2 入門 (5) - XR Plugin Framework と Oculus Integration の違い

「Oculus Quest」のアプリをUnityで開発するための、2つの開発フレームワークの違いをまとめました。

前回

1. XR Plugin Framework と Oculus Integration の違い

「Oculus Quest」のアプリをUnityで開発するには、以下の2つの選択肢があります。

・XR Plugin Framework
「Oculus」以外のVR/AR/MRデバイスにも対応するマルチプラットフォームなフレームワーク。
・Oculus Integration
「Oculus」のVRデバイスに特化したフレームワーク。その分、機能が充実している。

2. XR Plugin Framework

「Oculus」以外のVR/AR/MRデバイスにも対応するマルチプラットフォームなフレームワークです。

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対応するプラットフォームは、次のとおりです。

・ARKit
・ARCore
・Microsoft HoloLens
・Magic Leap
・Oculus
・Windows Mixed Reality
・PlayStation VR

VRの機能は、次のとおりです。

・XR Plugin Management
 ・XR Rig : ヘッドセットの位置と向きを仮想空間のカメラに同期。
 ・InputDevice : デバイスからの入力。
  ・ボタンとアナログスティック
  ・ハンドトラッキング
  ・アイトラッキング
  ・ハプティクス
・XR Interaction Toolkit
 ・オブジェクトインタラクション(AR&VR)
 ・オブジェクト配置 (AR)
 ・UIインタラクション(AR&VR)
 ・ロコモーション(VR)

3. Oculus Integration

「Oculus」のVRデバイスに特化したフレームワークです。その分、機能が充実しています。

・VR : コントローラプレハブなどVR開発を可能にするユーティリティ。
・Audio Manager
: オーディオ。
・Avatar : Oculusアバター。
・Platform : プラットフォームソリューション。
・SampleFramework : サンプル。
・Spatializer : 3Dオーディオ。
・LipSync-Lipsync : リップシンク。

「Oculus Integration」による開発方法は、以下のサイトが参考になります。

4. 参考

次回



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