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Talking Head Anime from a Single Image 3 で Novel AI で作った猫耳メイドを動かす

「Talking Head Anime from a Single Image 3」で「Novel AI」で作った猫耳メイドを動かしてみたので、まとめました。

1. Talking Head Anime from a Single Image 3

「Talking Head Anime from a Single Image 3」は、1枚の2Dキャラクター画像をアニメーションさせるAIモデルです。バージョン3からは、上半身もアニメーションさせることができるようになりました。

「Talking Head Anime from a Single Image 3」では、2つのデモプログラムが提供されています。

・manual_poser : GUIのスライダーで、キャラクターの顔の表情、頭の向き、体の向きを操作
・ifiacialmocap_puppeteer : iPhoneカメラに写った顔の動きから、キャラクターの顔の表情、頭と体の向きを操作

今回は、「Google Colab」でも利用可能な、「manual_poser」を試してみます。

2. 画像の条件

「Talking Head Anime from a Single Image 3」で利用する画像の条件は、次のとおりです。

・画像の解像度は 512 x 512
・キャラクターは1人のみで前向き直立
・キャラクターの手は頭より下で離れている
・キャラクターの頭は128x128で、画像上半分の中央に配置
・キャラクターに属さないピクセルは透過色 (PNG24)

3. Novel AIでの画像の生成

キャラクターは1人のみで前向き直立の画像を生成します。以下のプロンプトで生成してみました。

cute cat ear maid standing multi angle reference sheet

「Novel AI」で生成した画像を、PhotoShopで「Talking Head Anime from a Single Image 3」の画像の条件にあうように編集しました。

4. Colabでの実行

Colabでの実行手順は、次のとおりです。

(1) 「manual_poser」のノートブックを開く。

(2) 上から順番に5つのセルを実行。
以下のUIが起動します。

(2) Uploadボタンを押して、先程作成した画像をアップロード。

(3) 右のスライダーを操作してキャラクター画像に反映。

・eyebrow (眉)
 ・選択肢
  ・troubled (困った)
  ・angry (怒り)
  ・lowerd (下げ)
  ・raised (上げ)
  ・happy (ハッピー)
  ・serious (シリアス)
 ・Left (左)
 ・Right (右)
・Eye (目)
 ・選択肢
  ・wink (ウィンク)
  ・happy_wink (ハッピーウィンク)
  ・surprized (サプライズ)
  ・relaxed (リラックス)
  ・unimpressed (感動しない)
  ・raised_lower_eyelid (下まぶたを上げ)
 ・Left (左)
 ・Right (右)
・Mouse (口)
 ・選択肢
  ・aaa (あ)
  ・iii (い)
  ・uuu (う)
  ・eee (え)
  ・ooo (お)
  ・delta (⊿)
  ・lowerd_corner (口端を下げ)
  ・raised_corner (口端を上げ)
  ・smirk (ニヤニヤ)
 ・Value (値)
 ・Left (左)
 ・Right (右)
・Iris Shrinkage (アイリス収縮)
 ・Left (左)
 ・Right (右)
・Iris Rotation (アイリス回転)
 ・X-axis (X軸)
 ・Y-axis (Y軸)
・Head Rotation (頭回転)
 ・X-axis (X軸)
 ・Y-axis (Y軸)
 ・Z-axis (Z軸)
・Body Rotation (ボディ回転)
 ・Y-axis (Y軸)
 ・Z-axis (Z軸)
・Breathing (呼吸)
 ・Breathing (呼吸)

次回



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