見出し画像

『OpenAI GPT-4V/ChatGPT/GPTs 人工知能プログラミング実践入門』 が発売になりました。

OpenAI GPT-4V/ChatGPT/GPTs 人工知能プログラミング実践入門』が発売になります。技術アップデートが早すぎることもあり、PDFおよびamazonプリント・オン・デマンド と Kindle での販売になります。

この本は、「GPT-4V」「ChatGPT」「GPTs」を活用して人間の仕事をサポートする「チャットAI」を開発するための入門書です。
2023年11月の「OpenAI API」の大型アップデートに対応しています。

対象読者は、
・チャットAIのしくみを知りたい人
・チャットAIに知識や計算の能力を与えて仕事を自動化したい人
・会話ロボットやAITuberなどの会話エンジンを作りたい人
・自分のアプリケーションにチャットUIを組み込みたい人

になります。

「ChatGPT」は、OpenAIが開発した最新のチャットAIです。ログインして会話を入力するだけで使える手軽さはもちろん、人間のような自然な会話ができることから世界中で人気となり、2022年11月にリリースされてからわずか2ヶ月で1億人のアクティブユーザー数を達成しました。同年にリリースされた画像生成AI「Stable Diffusion」とともに、研究者や専門家ではない一般の人が人工知能を活用しはじめる、ターニングポイントとなりました。

「ChatGPT」には、それ以前のチャットAIにはなかった優れた能力がたくさんあります。

・人間のような自然な会話が可能
・日本語の会話も可能
・多様なタスクに対応
・プログラミング言語も得意

この特筆すべき能力を使って、「仕事を自動化したい」「会話エンジンを作りたい」「自分のアプリケーションにチャットUIを組み込みたい」と思った人も多いでしょう。そんな人達に向けて書いたのが本書になります。

「ChatGPT」が対話するための技術にはAIモデル「GPT-4」「GPT-3.5」が使われています。「ChatGPT」は「GPT-4」「GPT-3.5」を使って作成されたアプリケーションの1つになります。「ChatGPT」を開発したOpenAIは、これら「GPT-4」「GPT-3.5」にアクセスするためのAPI「OpenAI API」を提供しています。これを活用することで、専門的な知識を持ち、専門的な行動をとることができるチャットAIを作成できるようになります。

また本書では、2023年11月の「OpenAI API」の大型アップデートで追加された多くの新機能についても解説します。

・Vision
・Text-to-Speech
・GPTs
・Assistant API

Vision」はモデルが画像内容を理解して質問応答、「Text-to-Speech」はテキストを音声に変換する機能です。「GPTs」は、プログラミングに関する知識がなくても、AIと相談するだけで誰でも簡単に独自のチャットボットが作成できる機能です。「Assistants API」は、Pythonコード生成や知識ベースなどのツールを利用可能な「AIアシスタント」を作成する機能です。
これらを使うことで、最先端の人工知能研究者が発表している最新機能を、いちはやく活用できるようになります。

本書が、人工知能のプログラミングをはじめる人の手助けとなり、より多くの分野で人工知能を活用するきっかけとなることを願っています。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?