【デービッド・アトキンソン x 山崎大祐 x 佐々木紀彦】 これからの日本と日本人 〈イベントレポート〉
こんにちは!NewsPicksアカデミア アンバサダーのYamaguchiです。
11月24日(金)のアカデミア講義の模様をレポートします。
今回は、マザーハウスとNewsPicksアカデミアの共同イベントということもあり、かなりの盛況ぶりでした。
人、人、人!総勢300名です。
今回は、マザーハウス副社長の山崎さんがモデレーターをされ、
日本人よりも日本のことをよくご存知の英国人 デービッド・アトキンソンさんと、
「日本3.0」の著者でもあるNewsPicks佐々木編集長を登壇者に迎え、講義が進められました。
山崎さんの軽快かつ深い考察に満ちたモデレーションと、登壇者の教養と知性あふれる、あっという間の濃ーい2時間でした。
講義の間、たくさんの臨場感あふれるツイートが投稿されましたので、今回はツイートを中心にレポートします。
全体の感想といえば。
もう、これにつきます。
日本の生産性が先進国の中でいかに低いか。
とはいえ企業で人員削減することが生産性を上げることにはならない。
付加価値を上げられなければ意味が無い。
NewsPicks野村さんも、唸っています。
キーワードは、付加価値。
果たして私は、世の中に付加価値を提供できているだろうか・・・。
自問自答し、妙な焦りを覚えました。
そして議論は、日本の生産性が低い構造的要因に迫ります。
そうなのです、人口激増の高度経済成長期から、人口減少期に突入し、大量生産を前提としていたやり方が、完全にゲームチェンジとなった。
にもかかわらず、既存のやり方を変えられない会社がいかにも多い。
生産性がちっとも上がらない。
少し前までは、大企業に入るのがエリートの証しというのが常識でした。
しかし風向きの変化を感じる昨今。
その一因は、人口動態の変化にあったということですね!
目からうろこです!
更に、日本の生産性が低いもう一つの理由として言及されたのが、
日本人はデータ分析をしない。
「経験」や「歴史感」といった根拠のない感情論で議論を進めようとする人が本当に多い。
ということ。
身につまされます。
でもね、アトキンソンさん。
仮説・検証は、日本の義務教育で育った者にとっては、結構しんどいことです。
必要なデータはそうそう転がっていないですし(苦笑)。
「いや、議論ばかりしていないで、調査に行けばいいじゃないですか!」
はい、アトキンソンさん、その通りでございます。
そして議論は、リーダー論に及びます。
これからのリーダーに必要なものは何か。
そうですね。ひりひりした環境に身を置き、
付加価値の高いものを追求し続け、お金を稼ぐ。
そして、それはなるべく若いうちに。
これに尽きますね。
悶々としている場合ではありません。
早いうちにどんどんリーダー経験を積みたいですね。
そしてそのフィールドは、大企業ではなく、風通しのいい企業。
現状踏襲ではなく、付加価値をとことん追及することが許される環境が望ましい、との結論です。
アトキンソンさんによると、変革への動きは、もう待ったなしです。
もうすぐそこまで、親世代を支えていけない、現実的に変わらざるをえないタイミングが迫っている。
変われない会社は淘汰される。
それならば自信をもって、
誰にも遠慮せず、
誰もやっていないことをやっていけばいいではないか!
付加価値を出せる働き方をしよう!
しびれる講義、ありがとうございました!
<登壇者プロフィール>
【アカデミアアンバサダー出席者】
#NewsPicksアカデミア アンバサダー
https://newspicks.com/user/1583791
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