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7月度研修会「ボランティア基礎研修」

7月10日(日)(13:00~16:00)は、赤十字の石田指導員をお招きし、参加者9名で「ボランティア基礎研修」を 新潟市:ゆいぽーと にて開催。

現状の国際紛争から難民が増加している状況、国際人道法(ジュネーブ条約等の国際条約の総称)と赤十字7原則を解説いただき、その後、国際赤十字と日本赤十字DVD(20分)を視聴した。

赤十字7原則とは、「人道」「公平」「中立」「独立」「奉仕」「単一」「世界性」の順で説明されることが多いが、この赤十字7原則を目的や重要度からピラミッドで表現されることもある。
 一番上の実質的原則は「人道(Humanity)」と「公平性(Impartiality)」で、人道的活動の「目標」となる。 「中立(Neutrality)」と「独立(Independence)」は運用上の原則で、人道支援者にとっての「ツール」。 最後に、「奉仕(Voluntary Service)」、「単一(Unity)」、「世界性(Universality)」は、赤十字組織の「土台」で上4つの原則を支え、人道的活動を可能にしている。

DVDの視聴後のグループワークでは、赤十字の7原則を車のエンジン・ガソリン・バッテリー・ハンドル・ブレーキ・車体・タイヤに例える討議を行い、その発表を行った。

現状の紛争や過去の災害を踏まえ、都度生まれた難民・避難者における未就学児支援に焦点を当てたお話も伺い、そのような子ども達へのサポート・支援などの必要性が紹介された。その後、健康寿命に焦点を当て、簡単な体操を実施。

締めくくりのお話は、「健康寿命を延ばそう」というテーマで、「ロコモティブシンドローム」=ロコモ:「立つ」「歩く」といった機能(移動機能)が 低下している状態と健康寿命についてで、自らの体調や寿命についても、思いを巡らせる一時になった。(H)