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8月の資産運用報告(米国債券の買い増し方針に変更はなし)

8月は米国の強い雇用を受けて、金利高が当面の間続くのではないかという市場の思惑から、長期米国債券ETFは下降相場が継続しました。

私が保有している東証米国債券ETF(2621)の基準価額も、一時1300円(平均取得価額1516円)を割り込む場面も見られました。

8月3日には、米国債券ETF(2621)を200口買い増したこともあり、8月の総金融資産は何とか前月比プラスで終えましたが、利下げを待ち望む債券投資家にとっては厳しい相場がこの先も続きそうです。

【金融資産の変動】
〇 全世界株式    前月比+1.9%
〇 米国債券ETF  前月比+1.4%
〇 国内株(N社)前月比-6.7%
総金融資産 前月比+0.1%

米国債券ETF(2621)を買い増す等、8月の総投資額は355,000円と他の月よりも多かったため約2%の減益となります。


次にポートフォリオです。

資産1700万で運用中

全世界株式 49%⇒50%(⇧)
米国債券  33%⇒33%(⇨)
国内株式  18%⇒17%(⇩)

債券比率は買い増しにより、33%をキープしています。

9月以降の投資戦略も、全世界株式に毎月決まった金額を積み立て、米国債券ETFは資金に余裕があれば買い増していくだけです。

そして、集中投資をしている国内株式は十分に株式を保有したので、後は静かに成長を見届けるだけとなります。

債券ETF(2621)は1年位の短期保有を考えていましたが、今の経済情勢から利下げが始まるのは少なくとも来年以降と考えれば、2~5年は保有するつもりで付き合っていこうと思います。

来年から新NISAが始まることもあり、債券ETFを売って資金を調達することを目論んでいましたが、ここは焦らずに、しっかり利が乗ってから売却することにします。

ここまでの私の運用成績を見てわかるとおり、含み損を大きく抱えているのは米国債券ETFと国内株式(N社)です。

一方の全世界に分散した株式インデックスファンドは十分すぎるくらいの利益を叩き出しております。

まだ6年程度の運用成績ですが、いかに全世界株式インデックスファンドへの投資が優秀であるかが、これから投資を始めようと考えている人にお分かり頂けるでしょう。

特に20代の若い人には、個別株で大きなリターンを目論むよりも、失敗した時のリスクを考えれば、毎月の入金力を高め、全世界株式インデックス投資で堅実にリターンを出していった方が、複利の効果も相まって運用効率が高いと言えるでしょう。

債券に関しても、20代であれば投資する必要はないかなと思います。

債券に投資する資金があるならば、全世界株式に少しでも多くの資金を注ぎ込んだ方が長い年月で見れば、大きなリターンが得られるはずです。

私は、米国債券を買い増す戦略を今年は貫いておりますが、果たしてこの戦略が正しいか否かは分かりません。

しかし、米国債券の利回りが歴史的に見てもかなりの高水準であることを考えれば、米国債券への投資妙味が非常に高まっていることの裏付けでもあり、いつかは訪れるであろう「利下げ」を虎視眈々と待ち望むことは決して悪い戦略では無いと自負しています。

今は積極的に株式を買う気になれない退屈な相場とも言えますが、「待つのも相場」だと思って、年初に掲げた「米国債券ETFの買い増し」を今後も重点的に進めていきたいと思います。

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