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債券投資は完了。今後は現金余力を高めます。

10月23日、24日でTMF(20年超米国債ブル3倍ETF)を1000口購入しました。

TMFは3倍のレバレッジが掛かった高リスクな投資商品です。

今回、現在保有中の東証米国債券ETF(2621)を200口売却し、現金余力と合わせて約60万をTMFに投じました。

これで、米国債券の保有は、
① 東証米国債券ETF(2621)4000口
② TMF 1000口

となります。

レバレッジ商品は購入タイミングが非常に重要です。

テクニカル分析に長けている投資家であれば、レバレッジ商品を上手く運用することが出来ると思いますが、私のような無知な投資家は、現在の価格が割安か否かで判断するしかありません。

私は、10月23日に2007年以来16年ぶりとなる10年債利回り5%到達が大きなターニングポイントと踏んで、TMFの購入を決断しました。

現在、個別株や米国債券ETF(2621)で大きな含み損を抱えており、サテライト運用では厳しい投資成績となっているのが実情です。

来年から始まる新NISAに向けて、投資資金を現金で貯蓄した方が良いのは、自分自身でも重々分かってはいるのですが、投資が趣味な人間にとって、インデックス投資は何とも退屈な投資手法です。

これはインデックス投資の利点でもあるのですが、投資家各々の考え方が如術に表れるサテライト運用には投資センスが問われるという面白みがあり、投資効率の最大化という視点からも捨てがたい投資であるというのが私の思うところです。

前回の記事でも書きましたが、自分自身で世界経済の情勢に目を向け、地政学を学ぶことで、何に投資したら良いのか、試行錯誤して投資を実践することこそ、投資の醍醐味でもあるし、失敗したとしても学ぶことの方が多く、後悔も少ないものです。

私にとって、TMFへの投資はチャレンジです。

現在の4ドルが倍の8ドルになるか、はたまた、半分の2ドルになるか。

前者に分があると判断し、このタイミングで投資を決断しました。

来年以降に先延ばしになるであろう利下げが実際に行われた時に、TMFがどのようなチャートを描くか楽しみにしたいと思います。

60万円の投資は3倍のレバレッジを効かせることで180万円の投資となります。

レバレッジ商品は、欠点として「逓減」が挙げられますが、上昇相場ではその逆の「逓増」が資産の増加スピードを加速させます。

僅か1%の経費率で180万円分の資金で運用ができるため、上昇相場に上手く乗ることが出来れば運用効率はグーンと上がります。

投資信託のレバレッジ商品は、資金がゼロに限りなく近づくことはあるかもしれませんが、FXとは異なり、証拠金が維持できなくなって借金を背負うということはありません。

60万円は決して少ない資金ではありませんが、金融資産の5%未満であれば、リスクの許容範囲内です。

以前保有していた楽天レバレッジNASDAQ100(通称レバナス)では、Myルールに則って、毎月買い増していましたが、TMFに関しては今後の買い増しは考えていません。

3倍レバレッジに関しては、2倍のレバナスとは比較にならない程の高リスク商品と考えていますので、下手なナンピン買いは泥沼に嵌るだけだと心得ており、短期で運用でいきます。

新NISAまで残り2ヵ月となりました。

今年のサテライト投資はこれにて完了です。

債券相場が芳しくない状況下で、今年は債券をたっぷりと仕込んだ1年となりました。

11月、12月は新NISAの運用負担を少しでも軽減できるように、現金余力を増やしていきます。

最後に保有商品を載せて終わります。

<コア運用>※毎月積立中
〇 全世界株式インデックス

<サテライト運用>
〇 小型成長株1社
〇 東証米国債券ETF(2621)
〇 TMF(20年超米国債ブル3倍ETF)



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